今から30年以上前、「私には私の人生がある」と孫の世話を断った先輩のお母さま。
あれから30年以上、女性も定年まで働く、夫婦共働きが当たり前。専業主婦は減る一方?となって、孫のお世話をしている祖父母は確実に増えているんじゃないかと思っています。

30年以上前より、今の祖父母のほうが確実に若いと思えるし(外見だけでなく、ジム等で運動し健康管理もしっかりしているシニアは30年前より増えていると思う)、近くに住んでいれば当たり前のように孫の世話を引き受けているんじゃないかと。

ただし、その熱意、度合いは人それぞれでしょう。
中にはしぶしぶな人もいっぱいいるはず。

同じ姉妹でも私は率先してお世話したいほうですが、妹は息子に子どもができても「面倒を見るのは嫌だ」とキッパリ言い切っています。先輩のお母さまタイプで「私だって私のやりたいことがいろいろあるし」と言っています。また妹は持病もあるので体力的な問題もあります。

ジムのお友達もはっきり2つに分かれています。息子が、娘が、孫が来ると楽しみにしているジム友は分かり易いです。

1番すごいジム友は、お嬢さん一家が近所に住むジム友。もともとお孫さんの世話で忙しかったですが、最近お嬢さんに2人目ができ同時にワンちゃんも家族の一員となり、お孫さんとお嬢さんのワンちゃんの散歩まで引き受けて昼間のレッスンにほとんど来なくなってしまいました。代わりに夜のレッスンに出ているそうなのでその体力に驚きます。今の60代ってやっぱり若いですよね。

反対に「いや、別にそんなに楽しくない」と言い切っているジム友もちらほらです。

以前ブログにも書きましたが、「海外在住のお孫さんが来て1か月まるまる滞在する」というジム友に「それは楽しみですね!」と言ったら「楽しみじゃないわよ、苦しみよ!」と返されたこともあり(笑)なんでも1度引き受けたら、毎年の恒例となってしまい、その時期が近づくと憂鬱だそうな、、、息子とお嫁さんには「いい加減私がしぶしぶなことを察しろ!」と思った時期から今は「絶対わかっているけど気づかないふりをしているな」と確信しているそう。で、内心は嫌々だけれど日本を楽しみにしている孫を思うと言い出せず何年もになっているそうです。
ジムに来られない理由

言い出せないジム友と反対に、お嫁さんがいろいろと子育てにこだわりがあるジム友は「めんどくさいから嫌だ」とハッキリ息子さんに言ったそうで、「お嫁さんが面倒な人だからお世話はしない。孫は会った時に可愛がるだけ」とキッパリ。

2人とも趣味であるジム通いができなくなるのもイヤだと言っています。
それこそ、「私には私の人生がある」

人生100年時代とはいえ、元気に好きなように動けるのは長くて20年ほどか?と思うと、何を優先して何をして人生終えたいかは人それぞれ。今の60代が30年以上前より外見も中身も若いのは確か。でも、70代となればさすがに体力的にも衰えが目立ち始めるのではないかと思います。

私がこのブログを始めたきっかけは60歳になったから。自分が還暦なんて、本当に信じがたい思いでした。シニア、老人、と言う言葉が浮かんで50代までとはやはりイメージが段違い。それでもまだ、外見的にも体力的にもそこまでガックリ衰えたとは全く思えない。(頭のほうはどうだか、、、)でも50代と明らかに違ってきたことも多々、、、やっぱり私はもうシニアかと思うことも増えてきた。じゃあ、70代になったらどうなんだろうか、10年なんてあっという間だし、70代80代になってから「60代はまだまだ若かったな」と思うだろうなと想像しました。そんな60代の記録として、年をとっていろんなことが出来なくなってきたときに読み返してみたいと始めました。プロフィールかどこかにそのようなことを書いたと思います。

60代はしたいことを存分にできる、ギリギリもう一花咲かせられる(笑)ラストチャンス??

私はその最後に思う存分することが孫の世話でぜんぜんいいんだけど。いや、むしろそれ希望。でも今日もジム優先の生活です。