母親の介護で苦労した経験をいろいろと教えてもらっているジム友に、母が高齢者向けの配食サービスを利用し始めたことを話すと、「うちみたいに勝手に断ったりしなくてよかったじゃない」と言われ、笑いながらも思わず「昔から優しいタイプの母親ではなくその真逆、ガンガンやられてきたから、逆に今はこっちも気にせず進められたりするのよ」と本音が出ました。

するとジム友が「同じだね~、うちの母は若いころからそれはもう、猛烈な教育ママで支配的で、勉強だけでなく、子どもたちにあれこれ指図しては掃除もカンペキにやらせたりとか、そんな感じだったのでetc、、、」と、老いてもなお子に従うなんてありえなかった様子を話すことに、

「うちも!!!」と激しく反応してしまいました。

母も猛烈な教育ママ(⇔昭和の言葉ですよね)だったし、勉強だけなく、お稽古事だって母の選んだものを強制的。
私はバレエだけがやりたくて何度も頼んだけどダメで、ピアノと書道と公文(小学校中学年からは四谷大塚のテストも(-“-))でした。妹も同じく。やりたくないなんて言おうものなら烈火のごとく怒り狂ったし。

そんな共通点を話して2人で「大人になってもなお母親に逆らえなくて振り回されるってアダルトチルドレンというのよね?私たちってそれかもよ」と、気軽に聞きかじりの「アダルトチルドレン」との言葉を使って冗談を言って話を終えましたが、、、私が30代のころでしたでしょうか、この言葉をよく聞くようになったのは。特に調べてみたこともなかったのですが、このなんでも調べられる今の時代、家に帰ってから改めて調べてみました。

そうしたらまぁ、びっくりです。

こちらのページがとてもわかりやすいのですが、

父母は毒親?その特徴をチェック|アダルトチルドレンになる原因とは

虐待とかネグレクトなど、親の暴力や無関心で心の傷を負った子どもがなるものと、それはよく知られていますし私もそういう認識でしたが、子どもに愛情はあって良い親でも「過干渉」。これもだそうで、この項が当てはまり過ぎて怖いくらいでした。

1番から4番まで書いてある親の行動がそのままで、読んでて今頃不安になったくらい、、、💦
「家庭内でのルール、価値観、子供の好き嫌い、進路といった全てに対して、自分の考えを押し付けることが「当然である」と考えています。」なんてそのまんまだし、機嫌のよいときには優しいとか、親に背くような態度をとれば激しく気分を害してヒステリックに怒りまくったし、その日の機嫌によって子どもへの対応が変わるなんてそれが当たり前だったし、たくさん書いてあることのほぼ全部が当てはまり過ぎ。

これはちょっと違うかも、、、と思えたのは「親が深層心理下で子供の幸福を望んでいない」(さすがにここまでひどくはないと思う)と、親が著しく反社会的な価値観を押し付ける」(母は逆に正義感強く常識的です)の2つだけ。

「私、これで読むとアダルトチルドレンじゃないの」と思いましたが、その結果どんな人間が出来上がるかのところは、当てはまっているものもあり、ないものもあり。

これはドンピシャ!と思えるものがこの2つ。

・気を使いすぎるため、人付き合いが面倒だと感じる

・「自分には取り柄が何も無い」と感じる

このくらいなら、、、まぁいいかと思うことにする(^^;

人付き合いが面倒というのも、今は年とったから特にそう思うけれど、若いころはそこまで面倒とは思わず楽しいこともたくさんあったし。上辺だけの付き合いはその時だけと意識して続けてこなかったせいで、今の私は友達が少なくて親友が2人だけ、頻繁に会うのはたった1人ですが、自分ではそれで充分だと思っています。

取り柄はないけど、64年間生きてきて取り柄がないことが原因で死ぬような目にあったことはないし、凡人でけっこうなのだ。そもそも取り柄なんてそんなの後回しよ、そんなのはいいからこの凡人以下の注意力のなさと忘れ物、超弩級方向音痴を今からでもいいからなんとかしてくれーって感じですよ。

1番きつかったのは思春期で進路と職業の強制だったかな。妹曰く「将来を邪魔されまくった」けど、結果的にはこちらも何もできない言えない子ども時代を脱し逆らいに逆らいまくって、私も妹もなりたいものになったから(自分がなりたいものになるのに、母の強制する職業を拒否するのになんであんなに労力を使わなきゃならんかったんだ!という腹立たしさは今もなおあるが、、、)良しとする。

愛情があったことは確かなので毒親とまで言ったらかわいそうだと思います。
今の弱っている母、面倒をかけて申し訳ないと言ってくれる母を見ているとかわいそうだし、できる限り(自分が病まない程度)の手助けはしたい。

と、まぁ、
心の傷が深くて大人になってもなお立ち直れない人たちもいるんだと思うと、私程度のはたいしたことないんだと思います。
こんな言葉が一般的になったということは、今の時代とはかなり違う、昭和時代の母やジム友のお母さまのような親に育てられた同年代のお仲間はきっとそこそこいて、めずらしいことではないんだとも思っています。

今の時代は子どもにこういうことをしたり言ったりしてはダメだとか、子どもの人権という言葉なども広く知れ渡っている。良い時代になったものだと思います。
それがゆえに、少し前世間をにぎわせた(ざわつかせた、か?)野球の監督が自分の娘の「暴力を受けた」通報で逮捕されてしまうというようなこともあり、さすがに逮捕はやり過ぎな感じもして驚きましたし、公共の場でのどうかと思える行動を叱るどころかやりたいままやらせている親など見るにつけ、どうなのかと思うこともあったりしますので、私だって今もなお感覚は昭和、、、子どもが親の暴力で命を落とす報道も絶え間ないから、どちらかに偏るしかないのなら慎重過ぎるくらいのほうが良いのでしょう。

つまりは、この先はアダルトチルドレンはどんどん減っていくであろう、と思ってよいのでしょうか。