今回の主人の母の大腿骨折は、荷物をたくさん抱えて階段を下りている最中に滑って足を踏み外して転んでのことだったそうです。

別に80歳過ぎの高齢でなくとも、62歳の私でも今階段を踏み外して転んだら同じ程度の大怪我しそうです。回復についても同じ期間かかりそうです。

それほどに50代までとは体力以前の問題で衰えたと日々実感しています。身体そのもののガタがきているというか、関節とかその辺でしょうか。実家の母も猛烈元気、健康な人で内臓関係はどこもなんともありませんが、膝だけは60代から悪くなり70代80代とどんどん悪化して今に至っています。

実家の母の場合は若いころからずっと、食品の添加物に敏感で極力避ける生活、外食は最低限といった生活をしてきていましたので、内臓の健康と肌や髪の若さ、外見の若さはやっぱりそれかな?と見当をつけてはいますが、体質も大きいんでしょう。

そんな母でも身体の枠、というか膝関節など、身体の節々の痛みなどはどうしようもないようです。内科病院とは無縁の母も整形外科医院は義務教育の学校のごとくに何十年も通っているわけですから。60歳過ぎて私も行くなら整形外科クリニックであろうところに不調を感じるようになってきました。

義母は年末にアメリカとメキシコへの旅行をする予定だそうで、主治医からはそれまでには回復するし大丈夫ですよと言われたにもかかわらず、行くのに消極的だそうです。海外で骨折部位が痛くなって歩けなくなったら大変だからかと思ったら、そこは心配していなくて、躊躇する理由は飛行機だそうです。ただでさえ長時間フライトは年を取って辛いので骨折直後だと思うと機内での不自由さに気持ちが萎えるそう。

フライト時間10時間ほど。寝ることに関しては座席は完全フラットになり仕切りで半個室状態と、昔と比べたら断然快適にはなったものの、そういう問題ではない、自由に動き回れない飛行機はかなり辛い。私も昔から長時間フライトは苦手です。客として乗るより機内で立ち働く仕事で乗るほうがいいです。

ところで今のファーストクラスって完全個室でソファとベッド、シャワー&トイレも完備だそうですね!驚きです。私が働いていたころのファーストクラスは今のビジネスクラス以下でしたね(^^; 金額考えたらものすごいぼったくりだったのかも??

そんなファーストクラスに乗れるならいいんでしょうが、、、そんな設備の今のファーストクラスっていくらなんだろ?自分には無縁過ぎて調べる気にもなりませんが(^^;

そんな、ちょっと長く同じ姿勢でいるとあとがものすごくつらいことになるのに最初に気づいたのは映画を観たあと。
3時間ほどの長い映画を観終わったあと、席を立とうとしたら膝がガクガクしてビックリ。

枕の代わりにクッションで済ませていたら首がミシミシいうようになってきて、さらに首の関節周りが痛くなり最終的には首が回らなくなるという事態に、、、

そして最近では長く寝ていると朝起きるとき腰が痛い( ;∀;)

長時間同じ姿勢でいることが悪いのは老いも若きも身体に悪いことは当たり前ですが、若きのほうは「イテテ、、、」で済んで「う~~ん」と伸びでもすればその場ですぐに回復するけれど、老いのほうは後を引く、そして何らかの対処をしないとどんどん悪化するということなんでしょうね(-“-)

私の場合はジャズダンスとバレエ、ヨガといった運動で持ちこたえているのだと思います。それだって無理すると逆に身体のどこかしらを痛めてしまうので、50代までの運動量ではできなくなってきていて塩梅が難しいです。

外壁をきれいに塗りなおしたり、内装をきれいにリフォームしても、肝心の骨組みは老朽化してガタガタの古屋を想像してしまいますね(^^;

人生100年時代と盛んに言われていますが、私はそこまでじゃなくてもいいかなと思っちゃいます。

20代~40代とまでの贅沢は言いませんが、せめて50代くらいで身体と外見の老化がストップしてくれてそのまま90歳くらいまで、ラスト10年ほどで(ほんとはラスト1年と言いたいがそこまでの贅沢は、、)一気に老衰しての100歳まで、そこでピンころとか、そんな感じならいいですが。今60歳ちょっと過ぎで希望の50代は過ぎたのでもう手遅れ、こんな感じの身体ガタピシで、今すぐここでストップというならギリそれでもいいか(えらそうw)だけど、それも望み薄でしょ、で、これでこの先40年、しかも老いは加速してでしょ、100年時代と言われても「まあ!うれしい!!」という気持ちではないなぁ(^^;