一つ前の記事に書いたように(くるみ割り人形)、
子どものころ、絵本も本も母がかなり買ってくれたので家にはたくさんあり、
お気にいりの絵本もたくさん、特に外国の作家さんの絵本の挿絵に夢中になっていました。
絵本のことを書いたら懐かしくなって、昔大好きだった絵本を一通り読んでしまいました。
絵本だからたくさんでもあっという間に読めるところですが、
絵をしげしげと眺めるのでけっこうな時間読みふけってしまっていました💦
今でもお気に入りの絵本の挿絵を眺めるのが大好きです。

1番好きな絵本は「ちいさいおうち」です。

右が50年以上前の絵本、左が娘に買いなおしたものです。
内容も挿絵もまったく同じですが、表紙のカンガルーの位置が違います。
これは見開きが違うのです。

新しい方は縦書きから横書きに変わっているんですね。
そして絵も左右が逆になっています。
これは全ページ、50年前のと今のとでは逆なんです。
1ページだけでなく、全ページ逆なのに、実はかなり長い間、絵が逆なのに気づかなかった私です。

2番目が「おさるのジョージ」シリーズです。
これは子どもは誰でも好きですよね、娘も大好きでした。
今の子どもも好きでしょう。

おさるのジョージのシリーズは全部50年ほど前のです。

私の場合はこれもまたその挿絵に夢中でした。
アメリカの大都会の街の様子、高層ビルや広い芝生の庭のある大きな家、家の中、、、

「ちいさいおうち」も「おさるのジョージ」のシリーズも、ストーリーも文句なしに面白い上に
挿絵の魅力にドはまりでした。

娘が小さいとき、アメリカの本屋さんでも買いました。

3番目が「ちびくろさんぼ」

これもお話も絵も大好き、もちろん有名(ですよね?)なトラがバターになっちゃう挿絵が1番好き(笑)

私と妹が読んだたくさんの絵本と児童書はそのまま娘も読みました。
娘の幼少時代にもたくさんの絵本が出ていましたので、その時々で新しいものも買いましたが、
私と妹のものがたくさんあったため、新しい本はそんなにたくさん買わずに済みました。

私も大好きで、娘も大のお気に入りだったのがこの2冊。
さすがに昔のだと傷みが激しく、幼い娘の扱いと読む頻度に耐えられそうもなかったので新しく買いなおしました。

娘に買った絵本で私が1番気に入っているのがこちら。

ところで、50年以上も前の絵本や児童書を読んでいると、その訳が古い感じなのは当然ですが、
例えば「おさるのジョージ」ではジョージがパスタを鍋から食べているシーンの訳が「うどん」、
病院の車椅子のシーンの訳が「ておしぐるま」、パズルが「はめえ」、
「ちびくろさんぼ」では双子の弟のうーふとむーふのおそろいのマグカップが「おちゃわん」、
リボンが「おび」、、ほかにもいろいろですが、
そういうのって今でもその訳のまま??(なわけないか?)