AmazonのKindle Unlimitedは月額980円で本が実質読み放題のようなものなので
月に1冊でも本を読む人だったらお得だと思います。

自分の好きな本、読みたい本が出ているとは限りませんが、
見ているといつでもそこそこ読みたい本があるし、
面白くなければさっさと次の本にかえればいいし、
小説、マンガ、雑誌、実用書、様々なジャンルから読めるし
図書館で借りてくる手間暇考えるとかなり満足できています。

先日読んだ本も自分で買うことはまずないと思う、美容の本、2冊。
流行りの美容・健康の実用書とか雑誌、こういうのはさ~っと見てすぐ次へ。

小説も好きなジャンルであらすじを見て面白そうだと思ったら読んでみる。
まぁまぁだったらよしとしてどんどん読んでいます。

ものすご~~く面白くてぜひ手元に置いておきたい!
また忘れたころに読みたい、と思える本に出合えたら購入します。

「忘れたころにまたぜひ読みたい」

そんなに感動するほど面白いと思った本の内容を忘れる??
そこが不思議です。
1冊の本で何度も楽しめる、なんて経済的な脳なんだ!と考えればいいんでしょうけど・・
でも、
ものすごく面白かった!!!と大感動したはずなのに内容をすっかり忘れる。
これっていったいどういうことなのでしょう??
私だけでしょうか?そうだとしたらちょっと頭が心配になりますが・・・
同じく本が好きで、コロナ以前は図書館通いが趣味の1つだったすごい読書量の妹も
「面白いと思ったんだけど、どんな話だったかは忘れた。でもすごく面白かったことは確かだからおすすめ!」と言って本を勧めてくれますから、
とりあえず、私だけじゃなくて、私と妹の2人はそうみたいです。

今まで読んだ本、大作と言えるものの中で超絶面白かった!!!と覚えている本があります。

でも、内容をまったく覚えていないのです。
そんなおススメの仕方があるか!って感じですが・・・💦

まだ30そこそこのころ、
職場の同じグループに同じく読書が趣味の先輩がいました。
その先輩とはフライトが一緒になるたびに最近読んだおススメの本情報を交換し合っていました。
CAのフライトは基本は同じグループごととなっていましたが、
同じグループだからといって毎回一緒に飛ぶわけではありませんでした。
同じ人と一緒にフライトするのはだいたい月に1~3回くらい。

その先輩とフライトで一緒になったとき
「ものすごいおススメの本があるの!!感動ものの面白さよ!ちょっと分厚い本で上中下と3冊あるんだけどぜひ読んで~~!!」と言われました。

ケン・フォレットの「大聖堂」

その時私は娘を生んで産後復帰したばかりで、子育てに忙しく、
さすがに1冊が分厚くてさらにそれが上中下もある大作なんてちょっとムリ、
(しかも本のタイトルが全然面白そう!と思えるタイトルじゃなく、
むしろなんかつまらなそうなタイトルじゃないですか?w
それに、忙しいときは海外モノは登場人物の名前を覚えるのが大変だからよけいに敬遠したいわけで・・)
今はもうちょっと軽く読める本(エッセイとか)ばかりにしているということを伝えてそのフライトを終え、その後その先輩とはしばらく同じフライトはないスケジュールでした。

数日後、また次のフライトをして帰ってきたら
私のメールボックスの引き出しになにやら大きなものが入っていて突っかかってなかなか引き出せない、いったい誰が何を無理やりに押し込んだんだ??と思いつつやっとこ引き出すと
分厚い本が3冊入っていました。
(今の時代はPC、スマホでのメールでの連絡なのだと思います。当時は個人個人にメールボックスがあって、そこに会社からのお知らせや給与明細、事務手続き書類、翌月のスケジュール表、同僚や同期からの手紙や連絡などいろんなものが入っていました。1週間以上の長いフライトを終えて帰ってくるとメールボックスはいつも満杯でした。80年代~90年代前半のお話です)

一応お断りしたはずの本が上中下3冊、他のお知らせや手紙を押しのけてぎゅうぎゅうに押し込まれていたんです。強制的に借りさせられたのでした(笑)
「ええ~~!こんな分厚いの3冊も読めないよ~」と思ったものの、
翌日からは4日ほどお休みだったので、娘がお昼寝しているときに読み始めました。

そうしたら!!!異常な面白さで(笑)やめられない、あまりに面白くて夢中。
先輩が「あまりに面白くて、私は家事する時間を短縮してこの本を読む時間にあてるため献立を毎日シチューにしたのよ。鍋の前に椅子を持ってきてそこに座って本を読みながら時々鍋をチェックしてかき回してたの」とおかしなことを言っていたのを理解しました。

確かに!!炒め物とか揚げ物、何品も作る和食とか、それを作っている間はずっと作業していないといけない料理だと時間がもったいない!
シチューとかおでんがベストだ!
先輩、ナイスな(古い?でも今は何と言う??)アドバイスありがとうございます!

献立をクリームシチュー→ポトフ→ビーフシチュー→おでん、みたいに鍋の前に座って本が読めるものに工夫(??)して、睡眠時間を削って、夢中になってひたすら読み通しました。
とにかく、途中でやめられない、中断するのが苦痛!というほどの面白さだったんです。
でも内容は覚えていないw

あまりにも面白かったので妹と母にも勧めたらやっぱり「これは面白い!!!」と夢中になって読んでいました。
だから面白いことは確かなんですよ~

将来ジムにもあまり行けなくなった時、家でおとなしくしている時間が増えた時、再読するつもりです。超絶面白いとわかっている本だから楽しみです。内容はカンペキに忘れているからまた新鮮な驚きで楽しめることでしょう。