定期的に来てくれているクリーニングの担当の方から3月いっぱいはコートの割引がありますと電話いただいて来ていただいたものの、出したコートはたった2枚。
主人のと娘のが1枚ずつで私のはなんとゼロ。
1回程度は着たかもしれないけど、その程度だったらクリーニングに出すほうがかえって服が傷むし。同時に出したニット類も自宅で洗えないものをほんの数枚。

コロナになってからクリーニングに出す服も激減したなぁ~と今更ながらに思いました。

電車で都心に行く機会が減った、外食が減った、旅行が減った、この3つでクリーニングに出す服も激減です。

服に関してはニット類は「家で洗えること」を基準にして買うことが多くなったし、コート類も昔はウールのコートを着て外出というときでも気軽なユニクロのアウターとか家で洗える裏毛の防寒パーカみたいのを着て行くことが増えたせいもあると思う。なにもコロナばかりのせいではなく年々減っていたことは確か。

20代~40代のころは3月末ともなればウールにカシミアにダウンに、、、コート類だけでも何枚も出すものがあり、それに加えてニット類も色や素材を違えて何枚も。スカートやパンツもウールのものはもちろん、家では洗えない素材のものや型崩れしそうなデザイン性の高いものは一切合切全部クリーニングへ、ストールやマフラーだって何枚もあったし・・・自分のだけでなく主人のもあったわけだし、さらに娘のものだってウールのワンピースなんかは出していたし子どもだってクリーニングに出すしかないアウター着ていたし。

すごい量を出していたと思う💦今と比べたらちょっとビックリな量ですね。30代くらいまでは秋冬ものは特に今のようにウオッシャブルのものもそんなになかったですから仕方ないけど、枚数はもう少し抑えられたもんだと思いますが・・・

なんであんなに服を何種類も持っていたんだろう??と今になると過去の自分に呆れる思いですが、若いころは服を買うのがすごく楽しかったし、ウインドウショッピングで見るだけでも楽しかったんですから仕方ない( ;∀;)

クローゼットには大量の服があるのになぜか大事な用事で出かけるときは「着て行く服がない!」と悩んだもの。30代のころ、職場で先輩に「出かけるとき着て行く服がなくて困るんですよね~」と言ったら先輩が「そうなの!!!私も全く同じ悩みよ!毎回『あ~もう嫌になっちゃう、着て行く服がぜんぜんないわ~』って言ってたら主人が『ちょっとちょっと、これ見て。ここからここまで誰の服?』ってクローゼットの端から端まで歩いて指さして言ったのよ、嫌味だわ~~」と言って笑ったのを未だに覚えています。その時先輩は「その中には今日の気分の服がないのよ!」と答えたそうで(笑)

50歳を過ぎたころから「これしか似合わないわ」というものが増えてきて60歳の今、服の種類も数も激減しクローゼットの前で悩むなんてこともなくなりました。服の制服化ですね、中高生のころに戻った気分。おかげでクリーニング代ががくーーーっと減って節約になってよいことです。クローゼットの前で悩む時間まで節約できています。