小説でも料理のシーンが出てくるお話が大好きなんですが、映画だとさらに好きです。目でも楽しめるので。
今回続けて料理の映画を2つ、Netflixで見ました。
1つはフランス料理でもう1つがイタリア料理。
どちらも実話をベースにしたお話で、おもしろかったですし、
料理のシーンが多くて、美味しそうで見ていて楽しかったです。
「ジュリー&ジュリア」(2009年)
料理研究家のジュリアと、ジュリアのレシピを1年で全部作る過程をブログにアップしていくジュリー、2人のアメリカ人女性のお話。
時と舞台は、第2次世界大戦後のパリ(ジュリア)と同時多発テロ直後のニューヨーク(ジュリー)
ジュリアはパリでフランス料理の魅力にはまりコルドンブルーに入学、フランス料理を習得し、パリの友人とアメリカ人主婦のために英語で本格フレンチの本を出版するという夢を抱き奮闘。
50年後の2001年、同時多発テロ後のニューヨーク。仕事のストレスを料理で発散するジュリーは、敬愛するジュリアの本の524のレシピを1年ですべて作ることを目標にブログを立ち上げます。
時代が交錯しながら2人のお話が交互に進んでいきます。
ジュリアをメリル・ストリープが演じていましたが、本人を知らなくてもきっとこんな人なんだろうなと思えるほどになりきっている感じでした。ジュリア本人の料理番組の映像で見たら本当にそっくりでした。すごい演技力😳
ストーリーも良かったですが、ジュリアのシーンもジュリーのシーンも始終、美味しそうなフレンチを作っているので、すごく楽しめる映画です。
「マンジャーレ・ノンナのレストランへようこそ」(2025年)
ニューヨーク、スタテン島に実在するイタリア料理レストラン「エノテカ・マリア」がモデルのお話。
料理上手だった母親をなくし立ち直れずにいる男性が主人公。彼が祖母と母の料理の思い出とともに、イタリア出身のおばあちゃんたち(ノンナ)とレストランを開店するお話。
個性豊かなおばあちゃんたちの奮闘ぶりと美味しそうな料理の数々、心温まるコメディです。
おばあちゃんの1人を演じたスーザン・サランドン、79才ってホント?!とビックリでした。おばあちゃん感まったくなかったですよ。
こちらも料理のシーンがおいしそう。エンドロールで実在の人たち、現在のお店の様子、料理中のノンナたちが次々紹介されるのも楽しい。
イタリア料理でもフランス料理でも、食材を惜しげなく使った本格的な料理シーンは見ごたえありますね。