母自身が見学に行きたいと言って体験し、幸い気に入って通い始めたデイサービスでしたが、2か月で変わることとなりました。そこに不満があったわけではなく、むしろとても良いところでした。
私も妹も初めてのことで、知識がなかったせいもあり、他のところを見学、体験することもなく決めたところでしたが、リハビリ型で母には合っていたと思います。
それに母自身がとても気に入って楽しく通っていましたので、それがなによりだとも思いました。
ただ、認知症という治ることのない、少しずつ進行していく病気になってしまった母の今後を考えないといけないので、長い目で見た場合を調べてみた結果の判断です。
「デイサービス、ショートステイ、グループホームとすべてのサービスが1つの事業所にそろっていることが、認知症の人にとっては理想的な環境である」ということ。
なじんだスタッフが継続して介護してくれるのがよいそうです。人や場所が変わるのは認知症の人にはよくないそうです。
通っていたところはデイサービスしかありません。
今後少しずつ認知症が進んでいったとき、今のところだと、デイサービスを変える必要が出たり、初めてのところのショートステイを利用したりすることになるでしょう。
母の家のすぐ近く(つまり私や妹の家からも近い)に「小規模多機能型居宅介護」があり、今通っているデイサービスはまだ通い始めて日も浅いので、早いうちにそちらに変わったほうが良いだろうとなりました。
そもそもはデイサービスに通うことを嫌がり、頑なに拒否していた母でした。
でも母はとても社交的で、地域のことも長年してきて友人知人もすごく多いので、いったん通い始めたら案外楽しく通えるのではないかと思っていましたが、思ったとおり、思った以上に、すぐになじんでとても気に入った様子で楽しく通っていました。
なので、別のところへ変えたほうがいいと説明した際は、知り合いも増えてきたのにと、すごく嫌がりました。
2か月で新しい環境、たしかに母にとっては悪いことをしたと思っています。
ただ、長い目で先を見てのことだと説明すると、納得してくれて変わることも了承してくれていたのですが、、、
内心とても不満だったようで
新しい事業所のデイサービスの初日、午前中早々に帰って(返されてか?)きてしまいました。
本当はお昼ご飯も食べてそのあとはお風呂にも入って帰ってくる予定だったのですが。
スケジュール等日常の連絡は妹、緊急の場合の連絡は私、と分けていたので妹に電話がかかり、
「終始気乗りしない様子で、無理強いするのも、と思いましたので早めにご自宅までお送りしました」という意味の説明を受けたそうです。これは、、、💦
「デイの介護士さんたちはいろんなタイプのやっかいな老人には慣れているでしょう。扱いも心得ているプロでしょう。それが午前中で帰ってくるとは、これはお母さん、かなり態度悪かったのでは?💦」
と、妹と話し、
母に電話すると、すました声で「私がもう帰りたいと言ったから送ってくれたのよ」と言うじゃないですか、そんなはずないだろうが!( ;∀;)
外面はものすごくよかったはずの母ですが、「私たちの前でしか出さなかったあの不機嫌な顔、わざとらしいため息、それを出しまくって『もう帰りたい』と言ったに違いない」と妹と意見一致。
そして次のヘルパーさん訪問の日。
またまた、妹に電話が、、、💦
今度は「玄関先で必要ないと言われてなかなか家に入れてもらえなかった」顛末を聞かされたそうです。
そこはやはりプロで、なんとかなだめて家に上がり必要なヘルプはしてくれたそうですが。面倒おかけして申し訳ありませんとひたすら謝るしかないです。
さらに最後はまたデイの日。
これはなんと、母自身が電話して「今日は体調が悪いからお休みします」と伝えて行かなかったんです。
認知症だから、ではなく、母自身が嫌だと思ったから意図的にやったとしか思えません。施設の方をてこずらせる、ただの性格のキツイわがままで扱いにくい老人です。
母がデイサービスでわがままな態度をとった1週間は、母の家計管理に忙しくしていたとき、妹が一方的に八つ当たりされたりしたときと重なっております。
ジム友が予言した通りになっておりました。笑いごとじゃない
認知症の薬を処方されたとき、主治医から副作用として
「怒りっぽくなる、興奮しやすくなって攻撃的になる」と説明され、「あまりにひどいようでしたら、服用を中止します」と言われていました。「そもそも認知症の症状が怒りっぽくなり我慢がきかなくなる、薬の副作用でそれらの症状を助長させてしまう合わない人も半分くらいいるのです。そうなったらまた別の薬を考えます。」と言われていました。
普通の人はもしかしたら、介護している家族が母の言動のような状態だったら「薬の副作用に違いない!薬が合わない半分に入ってしまったか?」と悩むのかも?
妹と私は、「ぜんぜん呆けてない、わがままでしっかりした本来のお母さんに戻っている!」と思って、副作用ではないだろう、認知症のせいでもないだろうと思えていたのですが、、、
70代後半くらいから80代は、母もまだ自分1人でなんでもできてどこへでも行けていましたから、気ままで自由な1人暮らしといった感じでストレスもなかったんでしょう。めっきり穏やかな性格になり、一緒に暮らしていませんからもめるようなこともなく、平和な母娘関係でいられたのでした。
なので、このところの母が私と妹にとっては「久々の昔ながらのわがままで怒りっぽい母」で、子どものころからずっと嫌だったことを思い出させられ、向こうから突っかかれると怒りがわいてしまう日々でした。
それでも度重なってきてさすがに妹と2人で「翌日には自分の言動をすっかり忘れていて、普通の態度になっているから昔のお母さんとは違う」と気づいて、やはり認知症の症状が出て怒りっぽくなり、そして薬の副作用も多少あるのだろうと、思うことができるようになりました。
もちろん、「いやいや、正常だけど忘れたふりしてるな」と思うこともたくさんあります。
でも、母の最も苦手なこと、「嫌なことを我慢する」ことが続いてストレスで、腹立たしくて興奮して認知症の症状が出てきたんじゃないかと思います。駅前まで行って妹に喧嘩を売ったのがそのピークだったみたいです。
膝が悪いというのは確かなので、今の母は駅前まで歩いて行くことはほとんどなくなっているのですが、認知症患者が「体のどこそこが痛くて動けないと言っていた人が、それを忘れて元気に遠くまで歩いて行ってしまう(徘徊)」というのは有名な症状ですし、母もそれに近かったんだと思います。
妹に喧嘩を売ったあとは急におとなしくなり(正気に戻り)、送っていくと言った妹に1人で帰れると言い、様子も普通に戻ったのでそこで別れたそうですが、妹と別れたあと、駅前の美容院に寄っていました。
「自分はなぜ駅前まで来た?そうそう、美容院だわ」とでも思ったんでしょうか。
年をとってもなお、90歳間近までとてもまめに通っていたのが美容院でした。祖母によれば若いころの母は2週間に1度美容院に行っていたということでしたし。
翌日妹と2人で母の家に行ったら、素敵なヘアスタイルになっていてとてもきれいになっている母に驚きましたよ。母にしてみればそれもやりたくてもできない、不満、ストレスなことだったのかも?
態度も普通、それまでの騒動は全く覚えておりませんで、美容院に行ったことだけ覚えていました。初めての美容院だったけど、担当の人がとても上手で、とかなんとか、ご機嫌に話してくれました。これはあきらかにおかしいと、さすがにわかりました。
ここまでのことでやっと、こらえ性なくわがまま、やたらと怒る、こういう状態になっている時は認知症の症状、薬の副作用が出ているんだなと、思えるようになりました。
認知症の症状と、薬の副作用が、「昔の母そのもの」で、ピタリと一致しているんですから、なんともやっかいなことでした。
このところのブログがずっと同じ話、長い愚痴ばかりになってしまっていてすみません。
疲れる話にお付き合いいただきありがとうございました。