認知症の治療薬が幸いにも合ったことで、ここ最近の母は以前のようにしっかりしてきています。
妹と私との3人での会話にもちゃんとついてこられているので、かなり実感できています。

それはうれしいことですが、そのせいでまたまた!デイサービスは行かないだの、ヘルパーさんに来てもらうのはイヤだの言いだしていた母。
お医者様から言われてもダメな母のわがままさ。またご機嫌取りつつ説得しなおしかと、正直うんざりしていました。

ところが、母から電話で「近所に新しくできたデイケア施設に見学に行って来た」「そこがとても気に入ったのでそこに通いたい」と!

急転直下とはまさにこのこと。
母に何が起こったか?また呆けてきたのか?

なんのことはない、母が認知症と診断されてしまったことで、かなり心配してくれていた甥が、「すぐ近所だから見学に行ってみる?」と母を誘って車で見学に連れて行ってくれたとのこと。

可愛い孫に言われると、素直に見学に行く母。
私や妹がデイケア施設の見学に誘っても、なんやかやと言い訳して結局行かないことは目に見えています。

パンフレットまでもらってきていて、それを私たちに見せながら、施設は新しくとてもきれいだったこと、介護士の方々がとても感じよく、丁寧で親切だったこと、運動療法士さんがついて歩行訓練などもしてくれることなど、機嫌良く説明してくれました。

そりゃそうでしょう。今時のデイケアサービスは至れり尽くせりといった感じなのはわかります。介護認定調査員の方も、このところ何度か直接行ったり電話で問い合わせをしてきている区役所の担当者の方も地域包括センターの担当者の方も、みなさんとても感じよく親身です。昔と違って様々なデイケアサービスがあることを説明されています。

それに現場の介護士の方々は、母のようなわがままでプライドの高い老人にだってたくさん接していることでしょう。接し方も心得ているプロですから、いったん見学に行ってしまえば母だって気に入るところが絶対あるに違いないと妹とは話していました。

でも、その見学に連れ出すということが難しくてそこで足踏み状態だったんです。
それがこんなにあっけなく大きく前進するとは、、、

やれ、ありがたや。
甥に感謝です。
孫、強し。