主人の共感力の無さを「うちのも酷いけど・・」と笑った妹ですが、妹は私が帯状疱疹になるすぐ直前、なんとコロナ感染。
今までずっと世の中やニュースではコロナ、コロナと騒がしくても、周りや身内で感染する人などいなくて、どこかひとごと感のあるものでしたが一気に気が引き締まる思いでした。

今日は妹のコロナ感染で10日間自宅療養していた時の「うちのも酷い」話です。

2日ほど高熱が出てその後は特に体調も悪くなく、むしろ熱が下がったあとの10日ほどの自宅療養と家から1歩も出られない生活のほうが大変だったそうです。
重症化しなくて本当に良かったと周りの母や私たちはほっとしましたが、良くなって出歩けるようになってから母と私に自宅療養中の夫の行動について愚痴をぶちまけまくり。なぜかというと、夫も濃厚接触者で一緒に自宅に缶詰めだったからです。

妹の場合発熱したあとは高熱で2日間ダウン。
ほぼ寝たきりのような状態だったそうですが、その間の食事問題。
義弟は自分だけカップラーメンを作ってリビングでのんびり食べていたそうです。
妹に「晩ご飯は食べられそう?」とか「お腹すいていない?」などの声かけは一切なしw
おまけに「君が倒れてご飯の支度できないから、俺は自分でちゃんと晩ご飯を用意して食べたぞ」(妹の想像だけど断定の義弟の脳内)との「俺はよくできた手のかからない夫である」という誇示ありありだったそうで(笑)
「カップラーメンを食べたかったわけではないけど許せん!一生恨んでやる」と言っていました(笑)でも、義弟は自分がそんなことで恨まれたなんて夢にも思っていないでしょう。
義弟は今58歳の妹より5歳年上なので私と主人より年上です。

うちの主人は一応気が利くタイプで、こういう場合外で2人分のお弁当を買ってくる、ということをしますのでここだけに関してはまだマシと言えましょう。
帯状疱疹と診断が下った当日、発疹も痛みもみるみる酷くなる一方だったこともあり、会社に行っていた主人に「帯状疱疹になってしまった」とLINEを入れたら「晩ご飯買って帰る」と返事がありデパ地下でうな重のお弁当を買ってきてくれました。
なんと良くできただんな様でしょうか!!
1日だけね。
たった1日だけ。
帯状疱疹は1か月続く病気、私は今現在も帯状疱疹中ですけどそのことはすでに主人の頭の中にはない模様。
義弟は10日間のコロナ自宅療養中、妹がコロナであるということは覚えていた模様。
ここに関しては義弟のほうがまだマシと言えましょう。

妹に「おまえもなれ!!」と呪いをかけてやった(共感力のない夫)ことを言ったら、「でも、帯状疱疹って1か月療養でしょ?!1か月家にいるのよね、イヤよ、そんなの絶対イヤ。私だったら呪いはかけられないわ。自分の首絞めることになっちゃう。」だって。

でも妹が高熱中の食事についてと、さらに自宅療養中のあれもこれもと自分がコロナに倒れてもほとんど家事をしてくれないことを言っても、母は「そんなのお父さんだったらどれもこれも当たり前だわ。義弟さんはまだぜんぜんマシよ。」と。
父親としては私と妹にとっては優しく明るい良い父親でしたが夫としてはいろいろあったようで母としては言いたいこともたくさんのようです。(まぁ、夫婦で散財癖があったりそのほかにもいろいろ・・私と妹にとっては父にも母にも言いたいこともたくさんある両親なのですが・・)

私や妹が夫の「家事を全くしない問題」を言っても、母の「そんなのお父さんだったら当たり前だったわよ。いえ、もっとひどかった、そういえばあの時は・・」となってしまうのでした。
かなり昔、まだ私は結婚もしていなかったとき、母の仲の良い友達が階段からこけるかして腰を強打して動けなくなったことがあり、ちょうど夫の仕事も終わる時間だったため会社に電話を入れてそのことを伝えたそうです。その時の母の友人のだんな様の第一声は「ええ~?!俺まだお風呂にも入っていないのに」だったそうで、母はそのことを「ほんとしょうがないわね!」と怒っていました。

まぁ、ここまでひどくはないにしても似た様なエピソード、母自身、母の周り、私も妹も、私や妹の周りでも、いくらでもあります。
今の時代の男の子たち、夫たちやパパたち、娘の彼氏や娘の友達の彼氏たち、「こんなエピソードめずらしくもないよ」ということが信じられない!!と思うのでしょうね。
家事やらない男、昭和の男までで終わり、私たちの夫たちが最後でしょうか。