図書館で借りた本、今野敏「隠蔽捜査10 一夜」

主人公の竜崎伸也のぶれない原理原則主義、有名芸能人だろうが人気作家だろうが大物だろうが、そもそもそのようなことに全く興味がないがゆえの忖度ゼロの態度など、毎回面白く読むを通りこして吹き出してしまうシーンも多々あり。
この隠蔽捜査シリーズは本当に面白くてお気に入りです。もう10作目なんですね、どれも安定の面白さです。
今回は作家が主人公で、「世間に名前の知られている人気作家でさえ、作家業だけでは生活していけない現実」や「今の出版業界」について、主人公作家の言葉として切実に語られていました。
今野敏さん本人の思いでしょうか。
このシリーズはとても面白いし、文章も読み易いのでどんどん読み進んでしまい、いつも2~3時間で読み終わってしまいます。
あっという間に読み終わるので、単行本2,000円ほどで買うのがためらわれ「図書館で」となる、、、面白い本ほどそうなる、読み易いほどそうなる、とても矛盾していて申し訳ない気持ちになります。
でも、やっぱり図書館でとなります。
単行本は2000円、文庫本だってちょっと厚めのだと1500円。
電子書籍は少し安いですが、読むのは紙の本がいいんです。
読みたいと思った本を次から次へ買うなんてできません。
どうしても読みたい、手元においておきたいと思えるものだけ文庫本で買うと、そういう感じです。
読書が好きで昔はあまり何も思わず、読みたいと思えば買っていた私でさえこうですから、今どれだけ本が売れなくなっているかは容易く想像できるし、街中から本屋さんが次々消えて行った現実も見てきています。
とても残念ですが、だからといって読みたい本は定価でどんどん買うわよといった協力はできないし💦困った現実です。