女性が主人公の海外ミステリー

昨日は夜から明け方にかけての激しい雨と雷が原因だったのか?朝起きたときからインターネットがつながらない状態になっていて、1日ネットができませんでした。

ネット環境に関しては主人が担当。夕方、主人が早く帰ってきていろいろやっていて、ルーターの故障が原因とわかり新しいものを買いに走ったりでやっと復旧。
ネットが使えないと俄然時間ができますね。
日頃時間がない~~!と言っているのがウソのように時間がある(笑)

少し前に古本で買っていた海外ミステリー、キャロル・オコンネルの「キャシー・マロリーシリーズ」を次々読んでいました。
ネットができないと読書がものすご~く捗りますね~

1990年代からのシリーズでかなり古いので古本屋で探すと安く買えることもあり1巻~3巻を買ってみたら面白かったので4巻からの続きも古本屋で一気にそろえました。
これだけ揃えてもまだ続きがあるので当分楽しめそうです。

キャシー。マロリーシリーズ

主人公の女性刑事キャシー・マロリーがかなり特殊な成育歴とそれゆえの性格、
その上での周りとのかかわり、人間関係の変化などもミステリー要素とは別に面白い。
不幸な境遇からやっとつかんだ幸せ、敬愛する養父が殺人事件の被害者になるところから始まり、3巻でマロリーの生い立ちがわかる展開です。

キャシー・マロリーの特技として天才的なコンピューターの知識と技能、ハッカーとしての才能があるのですが、もっと後に刊行されてすごく話題になった北欧ミステリーのミレニアムシリーズの主人公リスベットを思い出しました。

スウェーデンのスティーグ・ラーソンの「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる狂卓の騎士」ミレニアム3部作。どれもすごく面白くて好きなミステリーでした。
スティーグ・ラーソンが50歳という若さで急逝したのがとても残念です。
このミレニアムシリーズのリスベットがやはり天才ハッカーという設定。愛想ゼロ、強い性格もそっくり。

マロリーシリーズは1990年代なのでミレニアムシリーズよりずっと前ですが、これは読んでいませんでした。
同じ1990年代、マロリーと同じく女性が主人公のミステリーでパトリシア・コーンウェルの検視官シリーズが大好きでこちらを夢中になって読んでいました。
検視官ケイ・スカーペッタが主人公でミステリーですから、残虐だったり猟奇的だったりする殺人事件の解剖をするわけで、リアルな想像をしたらちょっと読めないシリーズw
でもすごく面白くて全作読みました。

ケイ・スカーペッタの検視官シリーズに負けないくらいマロリーのも猟奇的殺人事件のシーンが「うわーー・・💦」という感じです。
女性が主人公だと現実には女性でこういう仕事をしている人ってどのくらいいるんだろう?と思いながら読んでしまいますね。
小説だと女性のほうが冷静で冷徹な対応ですけど、意外に現実でもそうかも?とも思えます。
女性のほうが血を見ることや痛みには強いですもんね。

ミステリーや警察小説でも、私はドンパチものが好きではないので女性が主人公のもののほうが断然好きです。
やたら撃ち合ったり殴り合ったりといったシーンが延々続くのは好きじゃない。男性が主人公だとそういうのが多くなるように思います。女性が主人公で心理的に怖いわ~~心の闇が恐ろしいわ~~というもののほうが好みです。私が性格悪いからか?( ;∀;)