朝、朝食の準備を終えたら、主人の見ていたテレビでちょうどフェンシング男子エペ個人の決勝戦が始まるところ。主人が日本人の選手が決勝まで進んだみたいというので、最初から見ました。そうしたら優勝!すごく強かった!加納虹輝さん、金メダルおめでとうございます。早起きのおかげで快挙の瞬間を見ることができました。

さて、さわやかな話題から一転、散らかし放題の家の片付けの話へ。

実家の片付け 第一段階終了

前回、父の部屋の家具すべて、母の部屋の複数の箪笥、リビングの本棚、納戸に長年入れっぱなしだった座卓など、大型家具を中心とした家具類の処分を業者に頼んで第一段階無事終了。

次は母が長年最低限しか掃除をしてこなかった水回りの掃除、のはずでしたが、当の本人が緊急入院でいない。

普通は延期とするところですよね。私や妹と同年代の方々は高齢の親御さんの介護や通っての手伝い等されている方が多いことと思います。高齢になってくるにつれ家事もできなくなってきて、掃除も行き届かなくなってきて、片付けも要領よくできなくなってきて、、、みなさん「仕方ない」「お母さんも年だなぁ~」などと思いながら手伝ったり代わりにしたりしているんだと思います。

しかし、うちの場合は違うんです。
母は20代の若いころから掃除&片付けは最低限しかしてこなかった人なので、今「年だからできないのよ」なんてことは通用しません。それに若くて元気だったころのほうが外出ばかりだったり、そもそものパワー(散らかすパワーね(^^;)が全然違うので年とってまだマシになったと言えるくらい。

なのでうちの場合は普通のご家庭だったら「お母さんいないときに勝手に処分できないし」と延期する、という考えは私と妹にはなし。むしろ「お母さんいなくてラッキーじゃない?」と、高齢母が身体が悪くて入院しているというのにほくそ笑む、とまでの悪意はないにしても(^^; 好都合だ!程度には喜び合いました。

そうして当日、家具片付けの時と同じ会社の掃除担当の若いお兄さんが2人到着。家具の時と同じくとても若いお2人。娘や甥より若そう。

仕事っぷりは文句なし。長年の汚れがこびりついた水回りをピカピカにしてくれました。それ以上に感心したのが、前回もそうでしたがとても感じよく態度がよいこと。こういう仕事だときっといろんな問題ある家庭を見ているんだろうなと思います。うちもそうですが。だから若くても人間できているんだなと。

キッチン担当のお兄さんがせっせと掃除をしてくれている間、キッチンに山積みだった調味料だのキッチン用品だの、収納庫の中のものやら、わけわからんモノなどを私と妹でリビングに全部持って行って仕分けし、捨ててもいいと思えるもの(もちろん母基準だと全部捨ててはだめなんだとわかってはいます)をぜ~~~んぶ!!!ゴミ袋に突っ込んでいきました。

でも、キッチンのものって瓶入りとか缶入りが多くて捨てるにしても面倒で大変、中途半端な中身の始末に困るものも多いしで、ほんっとうに大変でした。父の部屋と違ってエアコン効いた涼しい部屋だったのは救い。(「片づけられない人あるある」だって

リビングで母の保険証券を探す(⇔我が母なので当たり前、どこにあるか聞いてもわからないと、、、何度も言いますが母はボケてはいないんですよ!)ついでに、リビングの収納家具の引き出し等もできる限り整理し、処分できそうなもの、どう見てもいらないだろうと思える古いレシート、紙チラシ類、何本もある古いボールペンだの、マジックのキャップだけとか、ごちゃごちゃに入っているたくさんのクリップなど文具その他、私と妹が「これはゴミだ!」と判断したものもすべてゴミ袋へ。

不思議なもので、引き出しという見えない中をきれいにしても、片付けを終えたあとに部屋を見回すとすっきりときれいに見えるんですよね。心理的なものでしょうか。

長年汚れが放置された水回りの掃除という重労働のお兄さん2人と比べたら微々たる働きだったと思いますが、それでもアラカン姉妹にとっては重労働。終わったあとはもうグッタリ。母のいない間にと、母の部屋もちょっとチェックしたんですが、まぁ、処分した箪笥類から出した服の量のものすごさよ、、、本当はその場でせめて半分は処分して業者についでに持って行ってもらいたかったんですが、あの時は本人いたのでことごとく「後でいるかいらないか見てから捨てる」というのでほとんど残されたまま。服だけでなく、バッグだって「持つ腕は2本しかないんだよ!」と言いたくなる数です。

まぁ、服飾品よりキッチンのモノのほうが処分するのが大変ですから、逆よりよかったかなと思うことにします。実家の片付け、まだまだまだ続きます。