Swtchのゲーム「マインクラフト」にハマってしまい、本を読む時間がありません。
自分がこんなにも建築や設計、家や街の外観をデザインすることが好きとはこの年にして初めて知りましたよ。
子どものころにこのゲームがあったら将来の夢に「建築家」が加わっていたかも。もちろん、子ども時代のゲームの域を出ない範囲で、現実的には夢で終わったと思いますけど。私の場合、子ども時代、将来の夢はみんなテレビドラマとマンガの影響でしたから、当時あったらゲームのそれもきっと加わっていたと思う(笑)
娘に勧められて教えてもらいながら始めた前日、タイミング悪く図書館で欲張って5冊も借りて来てしまっていた、、、それが手つかずであと数日で返却日、とおしりに火がついて連休ラスト2日間で5冊全部一気読みました。読み始めたらやっぱり読書は楽しいし満足感もあります。
借りた5冊は
- 「夫の骨」矢樹純
- 「冷蔵庫を抱きしめて」荻原浩
- 「ほのかな光」森浩美
- 「大正の后」植松三十里
- 「とにもかくにもごはん」小野寺史宜
私個人の感想ですが面白かったのは「大正の后」と「とにもかくにもごはん」です。
全然違う系統の小説ですが、どちらもおすすめです。特に「大正の后」は興味深く読み応えもあり、読んでよかったと思わせられるお話でした。
内容紹介(「BOOK]」データベースより)
幼少の頃に農家へ預けられ、「九条の黒姫さま」と呼ばれるほど活発な少女として育った節子。その利発さと健やかさを評価され、皇太子妃として選ばれたことから、明治、大正、昭和をつらぬく節子の激動の人生が始まった。病に臥せることの多かった大正天皇を妻として支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后が、命をかけて守りたかったものとは。大正天皇と皇后の知られざる実像に迫った傑作長編。
大正時代。15年と短かったわりに大正ロマン、ファッションなど、映画やドラマでその時代が舞台(最近では「鬼滅の刃」)だと素敵だな(⇔なんとなく(^^;)と思いをはせる時代。そんな認識だけで、天皇皇后両陛下のことについてはほとんど知らなかったなと、今更ながらに思いました。明治、大正、昭和初期のころまでの天皇家の子育て等、万世一系の日本の伝統と文化を改めて興味深く読みました。
内容紹介(「BOOK]」データベースより)
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。訪れるのは近所の小学生や、ひとり親のホステス、娘と絶縁した老父。あったかごはんを食べた口から、言えなかった言葉がこぼれ出るー子どもも大人もお年寄りも、いつでもだれでも大歓迎。事情を抱えた人々が集う、子ども食堂の物語。
子ども食堂にかかわる登場人物1人1人の視点からのオムニバス形式。悪人が1人も出てこない心温まるお話。ラストも良かったです。こういう読後感の良いお話は、年をとってくると読んでいて疲れなくていいです。刺激的な内容のミステリーなども読みたくなるし好きなんですけどね(^^; ドラマではちょっと古いアメリカドラマの「ボーンズ 骨は語る」にドはまりしていたのが読書同様、マインクラフトのせいでこれまた止まっております。とても刺激的なお話で飽きず楽しめるので、1話ずつでもまた見よう。