保険証やマイナンバーカード、キャッシュカードから会員証まで、よく使う&大事なカード類をすべて入れてあるポーチを失くしたかと青くなってから、頻繁に使うわけではないカード類は別にしておいたほうがいいのかなとも考えています。
でも、自分の注意力のなさから分散したら、持って行くのを忘れそうという不安もあるし、必要なものはすぐに出せるという状態が落ち着くのでやっぱり落とさないように注意するしかなさそうです。
「必要なものがどこにあるかわかっていて、必要な時にすぐに出てくる」というのが私にとってはとても大事。その真逆の家で育ったからですよ(-“-)
母の片づけられない性分についてはもう何度かここで愚痴っておりますが、子供時代はとにかく爪切り1つ、耳かき1つ、使いたいときに「あるべきところ」にない!と、使う前にはまず探し回るところから、という日々だったので。
中高生くらいからはそのようなものは自分専用のものを自分で買ってしまって使っていました。妹は結婚して実家を出たとき「爪切りと耳かきがすぐに出てくる家にしよう」と思ったそうです。他人に言っても意味わからなくて聞き返されそうな目標(^^;
小学生くらいまでは学校から持ち帰るプリントをことごとく失くされ、提出期限があるものなどは前日の夜に探し回ったり。
そんなことになるからと、親の確認印が必要なプリントは渡したその場でサインしてもらおうとしても、そのほとんどを「今?!」と不機嫌に言われたり、何かしている時だったりすると「後でやるから!」そしてどこにやったかわからなくなる、いったんわからなくなるとごちゃごちゃとモノの多い家でそれが片付いていない家だったので探すのも時間がかかって大変、の繰り返し。中高生以降は私も妹もどうしても親に見せないといけないような書類以外は全部自分で勝手に親の名前を書いて提出していました。どうせなくされるからね。
90才間近となっても相変わらずですから、7月末の入院時、生命保険証券を妹と2人で探し回りました。こちらももう最初からどこにしまったのかわからないであろうこと前提で入院した母に「どこにあるかわからないよね?」と聞く。母の答えは案の定というか当然というか「どこにしまったかわからないのよね」
これ、他のご家庭でもきっと90才近い親御さんならこのような会話をする例はあると思うんですよね。私と同年代の子供としては親のことを「年をとったんだなぁ、忘れっぽくもなるよね」とここ数年のこととして思うのでしょう。うちの場合はその状態が60年です。