1年が過ぎ去るのが早い。

来年の手帳とカレンダー、毎年同じものを買い続けている「はからめ月の手帳」と「LANGカレンダー」を購入しました。毎年毎年、この2つを購入するとき「え?!もう1年たった?!」と思うんですよね。

子供時代に比べれば大人になってからは年月の経つ早さは倍速以上の感覚でしたが、それでも今から思えば20代30代はまだまだ時の流れはゆっくりだったように思います。出来事&記憶も盛りだくさんなのでそう感じるんでしょう。

昨日、親友が我が家に遊びに来てくれて楽しい時を過ごしました。この年になると昔話にも花が咲きますね。年とともに昔話の比率がどんどん上がってきていることを親友と会うたび実感します。

今、目新しい出来事はさほどなく、日々変わらないルーティンを淡々とこなす毎日ですしね。この年となれば、変わらない日常を送れていることがものすごくありがたいことなので、そこに文句はもちろん、物足りなさも全くありませんが、昔話の比率がじりじり高くなってきているのは、変わらない日常で近況報告がほとんどないからですね。

10代20代のころは友達と会えばつい昨日のこと、今のことを話すだけでもその日が終わってしまっていましたもんね。

「近況報告がない」というのが60代ともなればありがたいことだとつくづく思うのは、親友は今年長きに渡った義両親の介護をすべてやり終えたから。それまでは、そこに関する苦労話もすごく多かったですから。

20代から40年以上の付き合いで、プライベートでも仕事でも一緒の時をたくさん過ごしてきた親友なので、楽しい思い出をたくさん共有していることが昔話に花が咲く理由ですが、同じ出来事でも覚えていることが2人で全く違って驚くこともしばしばです。

これに最近は驚いております。

人が違えば感じることも違うだろうし、印象に強く残るところも違うんだなぁと新鮮な思いでもあります。

が、親友も私も単純に新鮮だなぁと呑気に思えないお年頃、、、

例えば、一緒に行った旅行の話でも1日目の出来事を親友はすごく覚えていて事細かに「あの時はrioがこんなことしたからびっくりしたよ、今でも思い出し笑いしちゃう!」なんていかにも大変なことを私がしでかしたらしいのに、私は全く覚えておらず、逆に私は2日目の出来事について親友のとった素っ頓狂な行動がこうでああで、と話しをすれば親友が全く覚えていない、こんな感じでお互い初めて聞いたような話で驚きながらも大笑い、、、

初めて聞いた話が面白くて新鮮

初めて聞いたって、、、そんなはずないでしょ、これはどうなの?(^^;
「ヤダ~~そんなことした~?」なんて涙流して笑い転げている場合ではないような気も、、、

お互い出来事のそこは印象に残らないから20代のころからとっとと忘れ去って今に至っていることなのか?40代くらいまではお互いちゃんと覚えていたことではない?だって、どれもこれもけっこうインパクトある話ばかりよ、お互いに(^^;

ジワジワと記憶が欠落していっているように思うんですが、深く考えるのはやめよう。そもそも2人ともよ~く覚えていて共有できている楽しい思い出がほとんどなんだから!(まだ今はね)
忘れていたことでも、お互い蘇る記憶もたくさんありですから、ある意味脳トレとも言えましょう。

思い出話に花を咲かせて楽しむ時間、お互いの記憶の埋め合いタイムが混じり始めた60代です。