年をとればとるほど、1年過ぎるのがあっという間ということを実感していますが、
それは年をとると目新しいことがない、変化がない日々なので、あっという間に感じるとのこと。

1年ではなく、1日でも同じです。

何も予定がない日は、時間に追われることがないから解放感があり、ジムのレッスンがない日は「何もない1日だ!」と「のんびりしたお休みの日」であると感じうれしかったりして。他の予定はともかく、ジムは仕事じゃあるまいし、お金まで払って楽しいから行っているというのに、なぜこんな気持ちになるんだか(^^; とにかく何もない1日というのは、のんびりした解放感あふれる嬉しい日。

ですが、これが記憶が飛んだんじゃないかと思えるほどに、あっという間に終わるんですよね。
「楽しいひとときはあっという間に終わる」⇔これではなく。
ほとんど何もしていない、楽しいともつまらないとも思う間もなく、「今日1日何もしなかった」というのが文字通りそのままで、朝起きてから寝るまでがあっという間。

掃除洗濯食事作りなどの家事は、ジムや様々な所用での外出などがある日と全く同じ。用事は数時間から半日以上だったりするから、それがないとなれば、家事以外の時間はすべて自由な時間。なのに、朝時間はたっぷりあると思ったのにすぐに夜で、何もした記憶がなく終わる。何もしていないってことはないと思うんですけどね。本を読んだりネットをしたり、しながらそのままうたたねとか、、、

波乱万丈な人生など望んでもいないし、むしろ平々凡々な、なにごともない日々が続いていくことが幸せだと思うほうだし、1日1日を充実させるべく生きるなどと気負うタイプでもないですが、なにごともなさ過ぎるというか、いや、しなさ過ぎるで、1日が瞬間で終わると、これはちょっとどうなのかと思ったりもする。
還暦過ぎてからは「健康寿命」ということを考えるようになり、自分が元気に意のままに動き回れる、したいと思うことは何でもできるのもあと10年ちょっとか?と思うと、「1日の過ごし方がもったいなかった気がする」なんて思ったりして、、、人生残りのほうが少ない年齢だと、こんなことも考えちゃうもんなんですね。若かったころにはなかった思考だわ。

予定がある日は、出かけるのに忙しない思いをしたり、ちょっと面倒だと思ったりしますが、そのくらいのほうがいいんでしょうね。