そもそも「妊活」という言葉すら知ったのは最近です。
私が20代だったころからあった言葉なのかもしれませんが、私は見聞きしたことはなかったです。

昨日は美容院の帰りに娘と待ち合わせしてランチをしてきました。
ランチの後は「不妊外来に行く」それもお婿さんも一緒で2人で行くというのでビックリ!

しかも、中高時代からの友達2人も通っているということで、私もよく知るそのお友達2人のうち1人Aちゃんは今1歳の長男くんの子育て真っ最中です。もう1人Bちゃんは娘と同じく結婚1年。

20代が昭和の時代だった私の認識⇒「え?!よりによって仲良い友達まで??みんな不妊症なの?!!Aちゃんは2人目不妊(この言葉は知っていた)なの?!!」

さらに心の中で「2人とも結婚1年だし、不妊症と決めるのは早いような、、、Aちゃんも1人目授かったばかりで2人目不妊と思うのはあまりに早くない???」

と思っていたら娘が「ママ、不妊症だから行くんじゃないから。欲しいと思ったその時になるべく早くできるようにという身体の準備とアドバイスを専門医から受けるために行くんだから」と言われてさらにビックリ。

娘が「自分も友達もそうだけど、今は女性も仕事のことがあるし、30歳過ぎてから結婚、出産する人が多いから。30歳過ぎてから子供を望むならある程度計画的にやらないと。ママの時代とは違うんだと思うよ」って、、、なんというか、情報が広く深く浸透する今の時代、すごいですね。

私は実は不妊治療の末の妊娠でした。
娘はそうして授かった1人娘です。
私が20代の時の不妊治療ですから今と比べたらまだまだ原始的(??)だったのかな?そんなことない?今と大して変わらなかった??なんにしても、今娘がいる私は幸運だったんだと思います。医学は進歩していても、こと子供に関してはできるできないは運が大きいことは今も昔も同じじゃないかと思っていましたが、その前段階は私の時代とはかなり違うんだなと。

今の時代少子化問題はかなり深刻な問題として語られていますが、私が若いころからそうなっていたのは実感していました。私の親世代は兄弟姉妹が4人5人といるのは普通のことでしたよね?私の父は5人兄弟、母は4人(1人は戦争中に亡くなり成人したのは3人ですが)

なので私には従姉妹が4人、従兄弟が6人います。このくらいの親戚数、私の年代では平均的かなと思います。
普通なら子孫は末広がりに増えていくはず、両親の世代まではそうだった、、、ところが折れ線グラフにしたとしたら私たち世代のところでガクッ!!と急降下、、、従姉妹4人のうち子供を産んだのはゼロ、つまり、親戚の女性で子供を産んだのは私と妹だけなんです。それも2人とも子供は1人っ子。
従兄弟6人のうち子供がいるのは半分の3人だけです。3人とも2人子供がいるので親戚女性陣よりは多いですが。

自分の身内を考えてもこのものすごい先細り、、、
従姉妹たち4人、子供を望まずあえて夫婦2人だけの人生を選んだ人はいません。不妊が2人、結婚が遅かったゆえが1人、1人は独身のままでのことです。

そして今、女性陣6人全員還暦を超え今のところ孫ゼロ、、、

今の時代だったら、親戚の先細り感はもう少しましだったのかもしれません。