初めて読んだ作家ミシェル・ビュッシの「黒い睡蓮」がとても面白くて好きな系統の話だったので、同じ作者の本を3冊、中古で購入しました。

「非常に良い」の中から選んで購入したら新品同様のものが届きました。嬉しい♪
本屋さんにこのまま並んでいたら中古とは気づかず買うレベル。
全部違うお店で買いましたがどこもスバラシイ。

この3冊が届くと同時に妹から貸していた本が返ってきました。
貸したことも忘れていましたが・・・
題名は覚えていたけれど、どんな話だったのかさっぱり思い出せません。
裏表紙のあらすじを見ても思い出せない💦
そんなに昔に買った本じゃないのに~~
でも、おかげでこちらの3冊もまた楽しめると思います。
次に読む本がなくなったらとりあえずこれを読みます。

妹に貸したということは、面白かったということ。だからもう1度読んでも満足すると思います。
妹はマメに図書館から借りていろいろな本を読んでいて「これは面白かった!絶対おススメ!」というのだけ教えてくれるので、それを私や母も図書館から借りたり中古で買ったりして読みます。ハズレなしなのでありがたいです。

私が中学生の時、とある本を読んだらすごくつまらなかったんです。
いつかは面白くなるかも?と思いながら最後まで読んで、結局つまらないままでガッカリ。
妹に「この本読んでみて!」と言ったら素直に読んだ妹、読み終わって「なんかぜんぜん面白くないんだけど。これのどこが面白いの??」というから「でしょ!!つまらないよねー!最後までまったく面白くないなんて酷いと思わない?!」と言ったら「ちょっと!面白いから勧めてきたんだと思ったじゃない!」とえらく怒っていました。

あまりにつまらない本だったので、今の言葉で言うと一緒に思い切りディスりたくて妹にも読ませたんですよね。読んでも読んでもつまらない、でも「この後尻上がりに面白くなるかも」「最後にアッと驚く展開が待っているのかも」という思いを捨てきれずとうとう最後まで読んでしまい、それが終始一貫つまらなかった時の悔しさよ・・それを誰かと共感し合いたい気持ちになるんですよね。

あまりにもつまらなかったものを読んだり観たりすると「この感性は私だけか?」と確かめたくなるというのもあります。特に巷で話題になったり賞をとったりした作品は。
かなり前ですがとある賞をとって俳優さんも有名な人だったので期待して観たらえらくつまらない映画だったことがあって、「本当にものすごくつまらなかったのよ、だからぜひ観て~」と妹に勧めたけれど「いや、いいわ、遠慮しとく」と観てもらえず、私の芸術作品への理解度と感性は確認できないままで終わりました。

結局中学生の時以来、本でも映画でもつまらないおススメは読んだり観たりはしてくれないので「とても面白かったもの」だけ教え合って貸し借りしています。
まぁ、当たり前ですがw

「満潮」は「マルティン・ベックシリーズを手掛けた人気脚本家コンビが放つ衝撃ミステリ」という言葉に「マルティン・ベックシリーズって聞いたことある、じゃあ、面白いかも!」と反応して買ったもの。

マルティン・ベックシリーズは母がシリーズで持っていたミステリーだと思う。それで聞いたことがあったのだと思い読んでみたくなりました。
でも母の時代なので「相当古いシリーズなんだな~、その作家の新作ってこと??」と勘違いしそうになりましたが、脚本家というから、ドラマ化とか映画化されたときの脚本家ってことでしたね。

マルティン・ベックシリーズも古いけれどとても面白そうです。
古いからか?最初の翻訳のものは絶版?新訳のものが出ているみたいです。
これもそのうち読みたいと思います。

母が夢中になって全シリーズ揃えていたのが印象的だった北欧ミステリーといえば
ディック・フランシスの「競馬シリーズミステリー」です。
これは本当に面白いと力説していました(笑)競馬に興味ないからなかなか読もうという気にならないんですけど、これもそのうち読んでみようかな。

どうでもいいことですが、満潮の著者シッラ・ボリリンドさん。
「シッラ」って言い難くないですか?日本人には発音し難い名前ですよね?
これで思い出すのが子どものころ好きだった童話「カッレくん」のシリーズです。
これも北欧の作家さん。「カッレくんは名探偵」とか「カッレくんの冒険」とか、
大好きで何冊も持っていた本でしたが読んでいて「カッレ」が発音し難いのなんの、
未だにそんなことを覚えております。