いくつになっても人間というものの中味は変わらない、と思う。
人間関係のいざこざは学校、職場、ご近所、どこにでもあるけれど、スポーツクラブってちょっと特殊かもしれない、と思う。私の通っているジムでは、ほとんどシニアしかいなくて年齢層が限られているから。いい年をしてまだやっている、と思ってしまう。
年齢層が限られている点で学校と同じだけど、学校と違うところは子供じゃないし、人生も終盤と思うと「いい年をして」と思いが真っ先にきます。
スタジオレッスンはインストラクターがいますから、そう酷いことは起こりえません。でも、プールは泳法やアクアビクス等のレッスンクラス以外は自由に泳ぐコースとなっているので、問題のほとんどすべてがそこで起こるみたいです。
個人の裁量に任されると傍若無人で気が強く圧が強く声が大きいもの勝ちになる、わかるなぁ~と言う感じ。これ、スポーツクラブに限らず、あらゆる集まりの場で起こりがちなんじゃないかと思います。実際私は自治会の役員会でそういう思いをしたことがあります。
自己中で押しも強く気が強く、周りにどう思われようが気にせず、自分のしたいことが通らないと大声で威嚇する、こんなことをする人を好きな人なんていないと思うのに、なぜかこういう人にくっつくお仲間がいる。
今回聞いたプールでの嫌がらせの話もそうでした。ルール無視の傍若無人な年配男性を、みかねて注意したら逆切れされ怒鳴り威嚇されたということ。さらには、以前に立ち止まっておしゃべりばかりしていることを注意された年配女性2人が、その男性に加勢して、その時のことを持ち出して一緒になって逆切れしたそう。
逆切れし怒鳴り散らした男性はもちろん酷いですが、わざわざ寄ってきて一緒にやる女性2人、人から注意されると恥ずかしいですから、恨み骨髄、チャンスとばかりに寄ってきて加わったのかと思うといい年をしてどうなんだろうと呆れました。
学校ではよくあるパターンでは?ドラマの見過ぎ?正しいことを言う委員長がいじめられたり、正義感の強い子がいじめを止めに入ったら今度はその子がターゲットになるとか、お決まりのパターンだから現実でも多いと思っていいのかも。正しいことを言って正しいことをしようとする人を攻撃して排除したくなる人たちが一定数いる。
今回聞いたその高齢男性と高齢女性2人は、いつも話しているお仲間だそうですが、そんなことしている人なんてその人たちだけでしょう、きっと。プールの人間関係はわかりませんが、むしろその他の人たちからは嫌われていると思いたい。
彼らは子供のころ学校でも、成人してからは会社内の上下関係で、ママ友の間で、自治会でも、きっと変わらず同じやり方で生きてきているんだろう。だから老人と言われる年代になっても同じことをしている。
こういう人たちに呆れ嫌っている人のほうが多いのは事実でも、そういう行いを誰からも注意されないから(誰だって関わり合いにはなりたくない)本人たちは気づかない。
プールエリアには縁のない私やジム友はその話を聞いて「レッスンではさすがにそんなことないから安心だけど、まぁ、スタジオのほうにも自分勝手な人とか、人の悪口ばかり言う人いるよね」と話したあと、「年を取ってくるとやたらと怒って怒鳴り散らしているおじいさんいるよね。」「高齢男性が怒りっぽく怒鳴ったりするのは認知症の疑いもあるみたいよ。」とか、おじいさんに関してはそちらへ話が行きました。
やはりその気があるんでしょうか。おばあさん2人に対しては「そういう意地悪な人、人を攻撃する人いるよね!」と認知症の疑いという話にはならなかったけど、 年を取ってくるとやたらと意地悪に、攻撃的になってくるという例もあるのかも。
年をとって衰えてくると威圧的な男性はより暴力的に、意地悪女性はより意地悪に?「いい年をして」だからこそ、いくつになっても中身変わらないどころか、むしろ昔よりパワーアップしてやるってことなのかも??そんな人は一握りだろうけど、スポーツクラブは客層考えるとその一握りとの遭遇率が高いでしょう、オソロシイ、、、