ポーラ美術館に入ってすぐ、エスカレーターでおり始めた時、後ろに立った主人が「商品タグがついたままになってるよ」と言うので、着ていたパーカーの値札を取り忘れたんだと焦りました。ガサガサいえば気付いたと思うけれどそんなこと全くなかったから全然わかりませんでした。
「引っ張って取れそう??」と聞くと「しっかり縫い付けてあるからちょっとムリそう」というので、とりあえずちょっと脱いで見てみる。
プラスチックの細い紐状のものはしっかり取り付けられていて取れなくても、その先についている値札やタグは取れるはず。
がしか~~し!!そんなものはどこにもついていないじゃないの。
よく考えてみたらもう何度も着ているパーカーだし、そのようなものがついていたらいい加減気づいているはず。おかしいなぁと思っていたら、パーカーじゃなくて私が髪をまとめていたバナナクリップについているんだと。
商品タグが??ウソでしょ、これももう何度も使っているもの。
小さいものだし、そのようなものがついていて気づかないはずがない。
突っ込んで聞くとこれのこと!!この右下のタグ。


違うの!!これはこういうデザインなの、これがオシャレなの!!いや、それがオシャレかどうかは知らんが、ハワイの柄ということで、ハワイアンタグがわざわざつけてあるのよ!
と、主人にはやーねーもうっ!みたいな感じで言いましたが、言ったあとふと不安になってしまいました。服でも紙ではなく布地の妙にしっかりしたタグがついていて、しつけ糸で簡易的に縫い付けてあり簡単に取れる、買ったあとはそれは取る、という類のタグもありますよね。もしや、これもそうだったのか??取るタイプのものをずっと外さずくっつけたまま使い続けてきたのかと不安になり、わざわざ外してマジマジと見て確認してしまいました。
でも、リボンの袋綴じ状のところにしっかり内部から縫い付けてある作りでこれを解くのはとても難しそう、やはりそういうデザインでつけてあるタグだと再確認しました。
美術館に入ってからエスカレーターをおりている時から展覧会場に入るまでそんなことをやっていて、美術館という特に静かな場所で歩きながらパーカー脱いでひっくり返して見たり頭のクリップ取ったり引っ張ったり、傍から見たら落ち着きのない挙動不審なおばさんでしたよ(-“-)