最近物忘れがひどい母を説得し、「物忘れ外来」に付き添い受診してきました。
結果、認知症と診断されました。
お医者さまとの問診でお決まり(?)の質問⇒今日の日付から始まり、3つの言葉を聞き、それをしばらく質問を続けたあとさきほどの3つの言葉を言ってみてください、など、、、をいくつも受けたあと、頭のCTも撮り、血液検査等、体のチェックもした後、CT画像を一緒に見ながらの説明でした。
問診の間は、引き算の暗算などしっかり答えるし、91歳にしてはなかなか良いのでは?と横で聞いている私は思っていたのですが、CT画像で脳の側脳室、前頭葉、側頭葉等、萎縮が見られ、認知症である。今初期でこのまま進んでいくでしょうとのこと。
私も驚きましたが、母はかなりショックだったと思います。
母の母は95歳まで生き、寝たきりで介護が必要な状態にはなりましたが、最後まで頭はしっかりしていて認知症にはなりませんでしたから、自分も認知症にはならないだろうと思っていた節があります。
これまでのことをいろいろ話す中で、自分は長年ボランティアや、自治体の会長職だの民生委員をやって人のお世話をしてきたのだということを強調したりもしましたので、先生はそういったこと含めて普通の人たちより言動がしっかりしているため、母自身も自分がおかしいなどとは思わないし、実際がんばってちゃんとやってきたであろうことがわかる、それがために周りからも「ちょっとおかしい」と思えるサインを見逃されてきた可能性が高いと言われました。
ただし、問診の様子を見る限り、ギリギリMCI(軽度認知障害)のところで踏みとどまっている感じもあるので、これからの対策でこのまま踏みとどまれる、場合によっては少し戻れる可能性もあると言われました。
ここで母の強い性格が良いほうに出ました。
踏みとどまりたい、そのためには「できることはやります」となりました。
そこでお医者様に言われたことが、「デイサービスに通って新しい人と関わったり、新しいことを始めてみる、軽い運動療法もあるので参加する。まずはそういった、誰もが利用できてすぐにできることから始めてみてはいかがでしょうか。」「今まで人のお世話をしてきた側で、そのプライドはあるでしょうけど、もうそろそろ交代してもいいんじゃないでしょうか、ヘルパーさんを頼むなどの人にお世話をしてもらうことを素直に受け入れたほうがいいです。」
妹と私が母にさんざん言って来たことを、そっくりそのまま言ってくださり(お医者様のほうがずっと優しい言い方ですけど)、ありがたかったです。
「私と妹がいくら言っても絶対に嫌だと拒否してきたことです」と、母の前ですが思わず言ってしまいました。お医者様は「娘さん方の言うことが正しい対処法ですよ。」と言ってくださり、母も神妙に聞いていました。認知症と診断されてしまったことは悲しいですが、、、でも、がんばってほしいと思います。
待合室で会計を待っている間、母が「ずっとボランティアしてきて、ああ、この人はもう認知症になりかけていて、自分では自覚できないんだなと思った例をたくさん見てきたのよ。すごい頑固でこっちの言うこと全然きかなくて、すぐ怒って自分のほうが絶対正しいと思いこんじゃってるの。そういう人になってしまうということよね。」と言うので「もうそういう人になりかけているのよ、だからここに2人で座ってるの」と言っちゃいました。
でも母にはこれくらい言ってちょうどよかったみたいです。「まぁ自覚はあるわ。まだ自覚できる段階で今日来ることができてよかった、ありがとう。」と言ってくれましたから。
まだこの程度で踏みとどまれる可能性はある段階と言ってもらえたんだから、がんばろうね、お母さん。
でも、お医者様から進行を緩める薬を処方されたんですが、副作用を聞いたら「怒りっぽくなること」ですって、、、💦(最初の2週間くらいだそうです)
思わず「え!!!これ以上怒りっぽくなるの?」とお医者様の前で口走ってしまいましたわ。
そうしたら母が「いいわ、私、2週間あなたたちと会わないから」ですって。