昨年末の風邪はかなり症状がきつかったし、今でも元の体調に戻っていないほどに長引いているんですが、病院は行かずじまいです。

ジムへ行き始めてレッスンに復帰していますが、ジムへ行くと、スタジオで、ロッカールームで、お風呂で、パウダールームで、ジム中のそこかしこでジム友を始め、知らない人の会話からも私だけでなく昨年末からかなり長引く風邪が流行っているのかな?という印象です。それほどに「酷い風邪をひいて大変だった」という話題が多いです。冬はインフルエンザにかかってしばらく休むジム友が出るのはいつものことなのでめずらしくはないはずですが、なんだか例年より多い感じ。私も今回のが断然酷かったし。

隣の国でまたなにやら流行っているという呼吸器系疾患、咳が特に酷くて苦しんだからもしや私が罹っていたのはソレ?と疑心暗鬼になってしまうし、インフルエンザではなかったけれど、コロナだったかも??とも思う。

だから本当は最初の1番症状が重い時に病院に行ったほうがよかったんでしょうが、その1番酷い症状の時は起き上がれず、、、良くなってきてからはすごく混んでいると聞いて行くのを躊躇し、結局病院へは行かずひたすら寝て自力で治しました。だから長引いたんでしょうけど、、、

コロナ以前よりなんだか病院へ行くというのがハードルが高いんですよね。
熱が出た段階で昔なら近所の医院へすぐに行っていたものですが、今だと熱のある人は外で待たされたり、行く前に電話して熱があることを伝え受診できるか確認したり予約をとったり、、、熱のあるなしで患者さんを隔離したり分けたりしないといけない病院のほうも大変だと思いますが。子供の場合は親が、老親の場合は子供や介護の方が労をいとわずやってくれる、でもこれが自分1人だけのこととなると、ただでさえ熱が出て動くのもしんどいのに、めんどうというか「頓服もあるし、とりあえず寝てよう」となっちゃいます。

そんなわけで結局病院には行かずじまいでひたすら寝て治したと、ロッカールームで昨年末以来久しぶりにあったジム友と話していたら、彼女も「私も!よっぽど酷い時以外はあまり行かなくなった」って。軽い風邪程度でいちいち病院へ行っていたら、待合室で長く待たされている間にインフルエンザとかコロナとかより重い症状の病気がうつるほうが心配だし、かといって熱が出るような重い症状の時は自分が今まで行っていた1番近くて便利だった医院の発熱外来が面倒で、身体がきつい中行く気になれない、というか行けない。これはインフルか?!と思ったときだけ行くと言っていました。

付き添いの親とか子供、介護の方に病院まで運んでもらえて、受付だの手続きだの会計だの診察以外のことはすべてやってもらえる子供と老親以外の、何もかも1人でやらないといけない中高年~同年代の人たちは、私やジム友だけでなく、ひたすら寝て自力で治している人も多いのかも。

それでも子供が幼かったときに酷い風邪やらインフルエンザなどでダウンした時のことを思い返せば、子供に移るから遠ざけようとしても無理だったし、寝てもいられないことも多くて38度くらいの熱だったら家事してたし、寝込んだら寝込んだで、その後の家の中の惨状が、、、(^^; 自分1人だけの面倒を見るだけ、というのは楽なもんです。家事も2人だけの生活だとたいしたことないし、元気な主人はほうっておいていいわけだし。好きなだけ寝ていられるだけでもありがたい。

サザエさんのマンガの初期のころの巻では風邪で寝込んだら往診、といった光景が当たり前に描かれているけど、私が子供のころでさえもうそんなのはなかったなぁ、、、「なんでこれ、家にお医者さんと看護婦さんが来てるの??」って母に聞いた覚えがある。

今の時代、往診は無理でもリモート診察とか広く普及してそれが当たり前になればいいのにと思う。AIの進化がどんなものなのかはよくわからないけど、症状や体温を事細かに伝えてAIが判断するくらいのことはもうできそうな気がするから、付き添ってもらわないと何もできない超高齢になる前に、重い症状以外の風邪程度は在宅で診察してもらえるのが当たり前、薬もそのあと宅配で届く、それが普通、なんてことが実現しないかなぁ