昨日は母の介護認定訪問調査でした。
訪問時間の30分ほど前に母の家に行きましたが、その時の母は私からしたら完全に「認知症患者」でした。
まず、私が玄関から入っていくと、母は寝室にいてのんびりベッドで本を読んでいました。私の姿を見ると驚いて「あら、どうしたのよ?」と言うので「今日は介護認定の訪問調査で担当の人がもうすぐ来るでしょ」と言うと「えっ??」という表情。
薬紛失騒動のおかげでリビングもダイニングもきれいに片付いたそのままで現状維持できていたので、いつ来られても大丈夫な部屋だったのは幸い。
「9時半に担当の人が来るのよ、昨日も病院に行ったときとか、送ってきたときとか、何度も確認したよね」と言うと、すっかり忘れていた様子だったのに、「それは8時に来るはずだったでしょ、だから私は朝の8時から支度して待っていたのに、来ないからどうしたのかと思っていたのよ。9時に変更になったということ?それなら連絡くらいくれないと困るじゃないねぇ」などと、やけに具体的にペラペラと言う、、、
最近の母はこんな感じで、自分が忘れていたことを指摘されると、作り話をして取り繕います。これって認知症初期によくあること?前回の介護認定の訪問調査の時は妹が同席してくれたのですがその時から、こういう作り話をしていたとのこと。2年ほど前のことなので、その当時は今ほどしょっちゅうじゃありませんでしたし、日々の生活でもさすがに物忘れ外来に連れて行こうと思うほどのこともなかったので、私はあまり気にしていませんでした。
そしてさらに、今まで「もうすぐ認定調査の人が来る」という会話をしていたというのに、寝室からキッチンに行く間に「ゆっくりしていけるの?コーヒーでも飲む?いれようか」などと言うので「お母さん、今日は今から介護認定の訪問調査なのよ。もうすぐ介護認定の人が来るのよ。私はその同席のために来たのよ」と説明すると「え?今日来るの?何時?」などと言う。(8時に来ると思っていたという話はどうなったんだ)そんな疲れるやり取りを繰り返していたところ、担当の方と妹が同時に到着しました。
玄関に出ていくと、後ろから母もついてきて、、、
そのあとからは正気も正気、
「お天気悪い日中、ありがとうございます。よろしくお願いいたします」と丁寧に頭を下げるところから始まり、そのあとの受け答えも最後まですごくシッカリしておりましたよ。
おいおい、さっきまでのはなんだったのよ。
これって介護認定のときの「あるある」なんですよね。介護認定の担当者の前では別人のようにしっかり受け答えするというあれですね。
とてもよく聞く話ですが、今までは聞く話だったのが実際目の前で見ましたわ。
いろいろ聞かれた中で、普通の人ならかなり目安になるであろう質問に、「全く判断つきません」と答えるしかなかった質問が2つありました。
「モノをなくすとか、どこに置いたかわからなくなるとか、そういうことが増えていませんか?自分のものがないと言って、さらにそれを誰かが取ったということはないですか?」
「感情の起伏が激しくなってきてすぐ感情的になったり、怒りっぽくなってきていませんか?」
妹と2人で声をそろえて「若いときからずっとそうなので、今そうなっても全くわかりません」と言うしかありませんでした。 この返しは絶対「あるある」じゃないな💦
むしろ年とって体力がなくなってきて、昔よりおとなしくなってきているくらいなんですから。
さすがに「誰かが取った」はないんですが、実は薬紛失騒動のあと私に電話で「私は家の中をあんなに散らかした覚えはない。だれかが家の中に入ってきて散らかしたに違いない」と言ってきました。「鍵をかけて出かけていたし、それはないでしょう」と言いましたが、なかなか納得してくれなくて困りました。(その散らかった部屋は若いころからずっと見慣れている光景のはずなのにね (-“-))
精神科専門病院での診察では初期との診断でしたから、こういうのもよくある症状なんでしょうか。
認知症の人が「誰かが私のお金を取った!」と言うというのはすごくよく聞く話です。それが家族に向かうから、泥棒呼ばわりされたほうは認知症とわかっていても精神的に辛いし大変な思いをするわけですよね。
うちの場合は「私のお金を取った」の前に、「あなたが散らかしたのね!」と言ってきたら相当進んだと判断してよいかしら。
担当の方はとても感じよく対応してくださり、いろいろと説明もしてくださいましたので、母の状態はけっこうよくあることなんだと理解しました。
今はまだ、認知症だから、というより超高齢者あるあるみたいな感じでしょうか。
さて、このあとデイサービスに通うにしても、ヘルパーさんに来ていただくにしても、母はどのように出るでしょうか、、、ジムでジム友に母がデイサービスを嫌がっている話を少ししたら、ジム友のお母さまのすごい話をいろいろと聞いてしまい、長くなるのでこの話はまた次にしますが、母も同じになりそうで気が重いです。