海外ミステリーのシリーズものはそろえるのが大変。
中古で順番通りにそろえようと思ったら、ですが。

新刊で出るたび買っていけば、順番を間違えることはないけど
翻訳ものは長~く待たされるし・・・

面白いと思って気に入ったらどんどん読みたいので、ある程度たまってから買うようにしていますが、海外ものは文庫でも高~い💦ちょっと前なら単行本が買えたようなお値段。

キャロル・オコンネルのマロリーシリーズはかなり古くて1994年の第一弾から2020年の最新刊まで12巻一気にそろえられるので、もうだいぶ前から買おう買おうと思っていてブックオフで在庫を見てはお気に入りに入れて、というのを繰り返していたものです。

ところが、長いこと1番最初の「氷の天使」だけ在庫切れ。古過ぎる本は安いけどなかなか在庫がない。
そのあとの巻は全部そろった!というときもこれだけない。

ミステリーのシリーズものは主人公の環境(職場&家庭)がどんどん変わっていったり、重要人物が亡くなってしまったり、どんどん年もとっていくし、やっぱり絶対第1巻から読みたいのよ・・

入荷連絡の登録で入荷したというメールを見て喜び勇んでサイトに行くと、お気に入りに入れておいた2巻と3巻が在庫切れになっていたり、ずーっと間が悪くて買えなかったシリーズです。(新刊で定価で買えばすぐなんですけどね(-.-))

それがやっと、1~6までを一気にそろえて購入できました。
そのあとはところどころ在庫切れだったので、とりあえず12巻のうち半分でまぁいいかと。
どのくらい気に入るかわかりませんし。

マロリーシリーズ

届いたものを見たら5巻目の「魔術師の夜」が「上」と・・・
これって「上下巻」の上巻だけしか買わなかったっけ??と不安になり、サイトの購入履歴を見てみたらちゃんと下巻も購入していました。
入れ忘れかと思いましたが、「ご注文いただいた商品のうち6点をお届けします。まだ届いていない商品がある場合は別途お届けとなります」と注意書きがありました。

1冊だけ後から届けてくれるみたいですが、送料がなんだか申し訳ない気分。
しかも古いものだから安いし。200円のもの1冊だけに送料おいくらでしょ・・

海外ミステリーのシリーズもので1番好きなのはジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムのシリーズです。

これはどんでん返し、あっと驚くような犯人や結末、とにかくシリーズどれもこれも面白いです。

1番最初の「ボーン・コレクター」は映画化もされているし、有名ですよね。
元ニューヨーク市警の科学捜査部長で天才的な捜査官だったのが、捜査中の事故で寝たきりの状態になってしまう。生きる希望を失っていたところから物語が始まり、その天才的な捜査能力と洞察力で元の同僚に捜査協力し、同僚たちや恋人となる女性捜査官、専属介護士との交流が同時進行で進みます。ミステリーそのものは緻密な組み立てとどんでん返し、伏線の回収等文句なしに面白い上に、同時進行のライム自身の私生活のほうのストーリーもすごく良いので、もう夢中になって次々読んだシリーズです。

中古でそろえて読んでいましたが、あっという間に出たばかりの巻に追いついてしまい、出たばかりだと中古ではなかなかないので後半のは新刊で買いました。そして最新刊はまだ文庫化されていないので図書館で単行本を借りて読みました。

ミステリーとしては1話完結型なのでどこから読んでも楽しめますが、主人公ライム自身の環境や人間関係の変化等もあるし、1つの事件の重要人物が先のほうでまたからんできたりもするので順番に読んだほうが断然良いシリーズだと思います。

文庫だとどれも「上下巻」で2冊あるんですが、ものすごく面白いので先が読みたくてあっと言う間です。

リンカーンライムシリーズ

右からシリーズの順番ですが、1番最初のボーン・コレクターは身内に貸していて今手元にありません。12番目「スティール・キス」13番目「ブラック・スクリーム」最新刊「カッティング・エッジ」の3つは出るたび図書館で借りて読んだので、この3つはそのうち文庫で買ってそろえたいと思っています。

kindleにもだいぶ慣れて、そちらでもいろいろ読みますし便利だと思いますが、やっぱり紙の本で読むのが落ち着くし好きです。
でも古本屋さんはどんどん少なくなっていくんでしょうね。