若い世代の人たちからしたら私なんてまだまだだとは思うのですが、それでも日々の生活の中でのキャッシュレス決済は今や現金払いをはるかに大きく上回っています。

買い物もネットショッピングのほうが実店舗での買い物を上回っていますし、ネットショッピングの場合はほぼ全部カード払い。実店舗での買い物も少額でもカードで払ったり、まだそこまで慣れてはいませんがスマホにはpaypayのアプリも入っていて何度も使ったことはありますし、お財布にはSuicaも入っています。

カード、paypay、Suica、これだけ常備していれば財布の中をかき回して小銭を探す必要もお釣りを受け取る必要もないので支払いが一瞬で非常にスムーズ。カードは家族会員にもなってなるべく1つにまとめるようにしているのでポイントがけっこう貯まります。少額であってもカードで払うようにしていると本当に貯まって毎月ポイントでそこそこ買い物できてしまうのも魅力。さらにカードはマイレージも貯まるし、そうなると現金を持っていてもカードが使える場合はカードでの支払いを選びます。定期的に必ず一定額買い物をするスーパーではスーパーのカードが会費無料で割引、さらにポイントもチリツモでも確実に貯まり貯まったポイントは支払いに使えるとなればカード払いのほうが断然お得、もちろんそうしています。

ということで、お財布の中から現金を出して支払うことがめっきり減りました。
めっきり減って、「必ず現金」という所が限られています。

私の場合は週に1回、自宅前を通るお豆腐屋さんの移動販売車で豆腐と油揚げを買う時と、宅配のお花の支払いを月に1回配達の方に2回分まとめて支払うとき。この2回だけです。とっても少ない。額も少ないです。お豆腐その他は500円以下、お花は2,000円以下です。

どちらも来る日も時間も決まっていてわかっているわけですから、お釣りのないように支払い額を用意しておきたいのですが、最近ストックしておいた小銭が底をついていたり、そもそもストックできていなかったり。現金で支払いをしてお釣りをもらう、それで小銭がたまっていく、ということが本当になくなってきていているのに、持ち出しはこのお豆腐とお花で定期的に必ず。それできっちりの額を用意するのに10円足りない!100円足りない!となることが増えてきました。

特にお豆腐屋さんの場合は買っても500円もいかないですから万札しかない!なとどいうことのないように気をつかってはいるのですが、日によっては本当になくて困る時があります。キートレイに10円くらい入っていないか?予備のお財布に100円入っていないか?身の回りの小銭が入っている可能性のありそうなところを引っ掻き回して探したり、時に主人のデスク回りを漁ったりwで、とうとう、昔やっていてそのままになっていた500円玉貯金の貯金箱を開けました。お豆腐屋さんにはこの500円で支払いをしお釣りをもらい、100円玉と10円玉がたまるとキッチリお釣りなしで渡すようにし、月末銀行で必要分降ろす時に必ず9千円を入れて1,000円札にしておいてお花屋さんには2,000円を渡してお釣りをもらって100円玉が貯まったらお釣りなしの額を渡すようにしています。こんな細かい努力が必要になるなんて!

昔々の記憶、幼稚園~小学生のころ、母について自宅最寄の駅前の商店街でのお買い物。八百屋さんや果物屋さんで天井からゴム紐で吊り下げられていたザルというかカゴというか、そういうのにザクザクと入っていた小銭をお店のおじさんやおばさんがかき回してお釣りを渡してくれていましたっけ。そういうのありましたよね??

あれから50年以上、普通の主婦の買い物風景でも激変ですね。