20代から30代前半まで、CAとしてフライトして
とうとう1度も乗務できなかったのはモスクワ便。

特別なビザが必要だったため、
1つのアイランド(いくつかのグループがまとまった大きなグループ)が専従でモスクワ便を飛んでいたからです。
1年たつと他のアイランドと交代というシステムでした。

自分のアイランドに番が回ってくるのではないかと戦々恐々って人のほうが多数でした。
ヨーロッパ便やアメリカ便と比べたらモノとかその他いろいろと不自由なことがあったみたいなので。

風景や文化がまったく違う他の国を自分の目で実際見て感じることが好きでしたから、
1度くらいは行ってみたいなと思っていた私ですが、
さすがに1年の専従はちょっと・・・って感じでした。

結局、勤務している間に自分のアイランドに回ってくることがなかったので
どういうフライトでどういうステイだったのかは経験できずに終わりました。

日本とは全く違う国、風土や習慣、文化はもちろん、国としてのシステム、
自分の暮す日本という国とは全く違う国の小説を読むのも大好きで
最近ではミステリーが好きなこともあって北欧ミステリーにどっぷりはまり、
ミレニアムを始めとして様々な北欧ミステリーを読みました。
暗く鬱々とした寒い国の話、ミステリーにはうってつけの舞台。

お話としてのミステリー、そんな怖さじゃなくて、
1つの殺人事件だのなんだの、そういう狭い範囲、細かい事象の怖さじゃなく、
もう国まるごと怖いじゃん💦ってのがトム・ロブ スミスのミステリー「チャイルド44」
(お話はすっごく面白いのでおすすめなんですけどね。)

私はDVDで見て、妹は原作本とDVD両方。
DVDでも面白くて、鬱々とした暗い寒々しい映像効果もあってよかったですが
妹曰く、本のほうが数段面白いから絶対本のほうがおススメと。
だから、本のほうも読んでみようと思います。
だいぶ前の本ですけどね。
でも、これ、ロシアでは発禁ってホント??

もう一つ、これも面白かったです。
「レッドスパロー」