重い腰を上げ、今日やっと発注しました。
自分で書くのは出来上がったものに一言近況を書く程度なのに
この面倒くさいことといったら、、、

年賀状を友達に書き始めた小学生の時から
社会人になって友達に加え会社関係の人たちにまで出すようになり

結婚したら、仕事は続けていたから友人&仕事関係の人数はほぼ変わらず、
それに自分の親戚に主人の親戚も加わって親戚がそれまでの倍以上の人数になり、

子どもができたらここまでの人数は変わらない上に今度は子ども関係の人間関係、
ママ友やお稽古事の先生方や、、、

今よりずーーーっと枚数は多かったのに、自分で作って印刷までしていたんですよね。
しかも相手によって文字だけにしたり、家族の写真を入れたりと使いわけて。

あのころから比べたら今は本当に少ない枚数になったし、写真入りなんてしないし、
自分で印刷もしないで注文するだけ、
なのに、この面倒くささはいったいなんでしょう??
やっぱりね~~心の中でもう必要ないんじゃないかなぁと思いながらやっているからじゃないかな~

主人の分も私がデザインを決めて同じものを発注してるし、私のほうはどうとでもなるけれど、主人のほうの会社関係、親戚関係はこちらからやめるわけにはいかないというのもあるし、、、
必要ないのでは?と思ったとて一気にバッサリ全部やめるなんてことは無理ですね~

昭和のあのころは年賀状って出すのが当たり前、礼儀、そんな感じじゃなかったですか?

まぁ、その時から礼儀で出していたものは面倒でしたけど、
LINEはもちろんメールだってない、携帯電話もない時代、ちょっと会わなくなった友達、どうしてるかなぁ~?と思いながら近況を添えた年賀状、書くのもそんなに面倒じゃなかったし、もらって近況を知るのも嬉しかったものだし。

時代は変わって出すのが当たり前ではなくなったからここまで面倒くさく感じるようになったんでしょうね。

人数は本当にものすごく減りましたから、そこまでの手間暇ではないんですけどね。
子どもがらみの関係はすべてなくなった上、
自分の友人知人は会わなくなって年に1度の年賀状だけがつながりという状態になった人たちは毎年少しずつ減っていき、今では本当に友人と言える人だけになりました。
主人のほうも友人知人は同じような状態みたいでやっぱり年々減っていますね。

この2~3年ちらほら来るようになったのが「年賀状じまい」という年賀状。
だいたいどれも

「毎年の年賀状も今年限りで失礼いたしたいと思います
勝手ではございますが 今後も変わらぬおつきあいのほどお願い申し上げます」

みたいな感じの文面で同じです。

そうか、今はこういうのを出す人も少しずつ増えているんだろうな~
正直、これは助かったわ、と思いました。

文面にある「今後も変わらぬおつきあい」はまずないでしょう。
お互いそれはわかっている。

そういう年賀状じまいをこちらから出すことなく、相手からも来ず、今年も普通の年賀状を出す友人は
コロナ前はしょっちゅう都心でお昼を食べたり一緒に買い物したりしていた友人、
今もLINEで頻繁にやり取りする、ときにはビデオ通話も。

「今後も変わらぬおつきあい」をしていくことでしょう。
こっちはこっちでやっぱり年賀状必要ないように思えますけどね~~~

頻繁には会っていない、コロナでなくとも距離的に会えない、疎遠にはなっているものの大事な友人だと思っている人の場合は、還暦を過ぎた今、お互いの「年に1度の生存確認」になっていくようにも思えます。