9月はもちろん、10月になっても暑い日が続いていたかと思ったら、急激に寒くなりましたね。布団も羽毛掛け布団を出しました。
長袖のTシャツといった軽装では寒いのでその上にパーカーを羽織って靴下まで穿いています。

今年の異常な猛暑は本当に辛かったから暑くなくなるのは嬉しいですが、いきなり寒くならなくても。1番好きな「程よい涼しい日々」はどうしたと言いたくなります。両極端はやめてくれ。

日が短くなって朝起きてもまだ暗く、ジムも夕方のレッスンに出ると帰りは暗い。
秋の涼しさは好きですが、日の短さが憂鬱な季節になりました。
夏の暑さは大の苦手だけど、あの明るい日々はやっぱりいい。好きだし落ち着きます。

涼しく過ごしやすい秋らしい日が年々減っていっているような気がしますが、秋は秋、読書の秋。
静かな秋の夜長に読書・・・と、イメージは良いですがしょーもない男女のお話ばかり読んでしまいました(^^;

桐野夏生さんの本はけっこうたくさん読んでいて衝撃的なストーリーが多く、そのインパクトの強さにぐいぐい引き込まれて読むということが多いです。今回読んだ2冊はそういうジャンルではなく、どこにでもいる普通の人々、その人たちの日常。でも主人公の男も女も、どちらもしょーもないというか、笑えない、それだけに面白く別の意味でぐいぐい引き込まれてドンドン読んじゃうお話でした。

どちらもまだ読んだことがなくて分厚いけれど安かったのでブックオフで買ってきたものです。

「ロンリネス」は前作(ハピネス)からの続きだったみたいですが、これだけでも充分わかるお話でした。30代ママ友たちの不倫三昧のお話。いや~ホントに身近にこんなママ友たちがいたら大変そう。まぁ幼稚園ママの世界、もう遠い日々ですが。いや、もし孫ができたら「祖母」の立場で身近でこういうドロドロを見聞きすることになるかも?(まさかね(^^;)

「猿の見る夢」、こちらは定年間近の59歳男性が主人公なんですが、読めば読むほどいい加減にせんか!と言いたくなる軽薄さw

男は「ロンリネス」に、女は「猿の見る夢」に、お互い突っ込み所満載?(^^; でも、こういうのって「主人公、しょーもない!」と思いながらも面白いからあっという間に読めますね。

あっと言う間に読んでしまい、秋の夜長なのに本が足りない!となるところでしたが、タイムリーに妹が4冊本を持って来てくれました。

どれも面白そうで楽しみです。