昨日の続きです。(ジム通いをするようになったきっかけ

ピラティス目的でジムの体験レッスンをし、通うことは即決で申し込みをしたものの、最初は何をどうしたらいいのか全くわからずいろんなことでマゴマゴです。中でも初レッスン参加は同時に初めての人が複数いるほうがめずらしいので、自分だけが初めての人。あとの全員は慣れている人ということに・・・だからこれが1番緊張したことでしょうか。

まだよかったのは入会当時の目的のレッスンがピラティスとヨガだったこと。
両方ともマットを使うものなので、1人で手持ち無沙汰でもマットがあればとりあえずストレッチをせっせとしている人になる(笑)
体験の時にわかったのは、スタジオに入ったらマットを取りに行って自分がやりたい場所に置き、レッスン開始時間まではマットの上でストレッチをしたり、トイレに行ったり、知り合い同士集まっておしゃべりをしていたりしていること。女同士っておしゃべりがすごいですよね、慣れた今の私も知り合いとは始まる前は楽しく話したりします。そういうグループが多いのでまだ通い始めで慣れていない上に知り合いが1人もいないときはスタジオに入る時に緊張したり、待ち時間の間は1人ぽつねんと手持ち無沙汰なうえ、にぎやかにおしゃべりするグループがちょっと怖かったりもしますよね。そこは誰でも同じだと思います。

私も最初の時、当然知り合いは1人もいないのでとりあえずマットを置いて適当にストレッチをして待ちました。にぎやかにおしゃべりをしているグループはそこかしこにいましたが、たいてい前の方にマットを置いていたので場所は後ろの端のほうに陣取りました。

通い慣れて知り合いも増えてレッスン前の時間におしゃべりをするようになったころ、みんなの新参者のころの笑える(?)体験談をいろいろと聞きましたが、中には初心者だからインストラクターがよく見えるほうがいいだろう(これは正しいと思います)と思って1番前の真ん中に陣取った強者もいてその人の話が人の話として聞く分には笑えました。

どんなレッスンでも1番前とか真ん中とかインストラクターが良く見えるいわゆる上席って常連さんグループとか、インストラクター並みにできる超上級者の場合も多いです。
またたくさんの人たちが参加するわけなので1番前、真ん中というのは他の生徒さんたちからもインストラクター同様に「よく見えて目立つ場所」で視線の集まる場所でもあるw

自信がない人や、下手くそな自分に視線が集中する恥ずかしさが嫌で必死で後ろの場所を確保する初心者は多いですが、反対に初心者でわからないんだから先生が良く見えたほうが良いと1番前に行く人もそれなりにいます。だからめずらしいことではないんですが、常連さんグループのどなたかの定位置を取ってしまうということにもなるので(場所は誰でも自由で早いもの勝ちなので取ってしまうという言い方も変ですが・・)時に不穏な空気になることも・・・

面白い体験談を聞いたのはヨガのクラスでのこと。彼女Aさんは最初に1番前の真ん中に陣取ったとき、後から来たいつもそこでやっている常連さんに「あら・・・あなたどうしてもそこの場所じゃなきゃだめ?」と言われたそうです。
私だったら自分がまだろくにできない初心者の時に自信満々そうな人からそんなこと突然言われたらビックリして「え?!いえ、ぜんぜんそんなことありません!」と慌ててほうほうのていで逃げ去ると思いますが、Aさんは堂々と「はい、初心者ですから先生が良く見えたほうがいいので」とどかなかったそう。強いわ~
で、そのあとどうなったかというと次のレッスンではその常連さんが早く来ていてその場所を取っていたからその次は負けじともっと早く行って取り返してしばらく攻防戦が続いたそう。すごいwww一緒に聞いていた人たちもみんなビックリです。でもAさんは超初心者で全くわからないときだけそこでやれればいいと思っていただけだったので1か月くらいしたらどの場所でもよくなってその席は譲ったそうです。めでたしめでたしですね(笑)このくらい強い人は上達も速いと思います。

今にして思えばAさんは当時40そこそこの私よりかなり年上でした。もしかして今の私と同じくらいだったのでは?50代後半から60代前半くらい。ジムに通っている人は年齢不詳でよくわからないのですがたぶんそのくらいの印象でした。今の私がAさんのようにできるかといったらやっぱりムリなので、これは年の功というよりやはり性格でしょう。

でも、常連さんや上級者とも場所取りの攻防戦ができたのはマットがあるヨガだったからだとも思えます。その場所から自分も周りの人たちも動かず、最初から終わりまで場所が決まっていますから。

縦横無尽にスタジオをかなりなスピードで動き回るレッスンだとさすがにもう少し複雑です。
ヨガとピラティスからエアロビクスとステップのレッスンに移った初心者のころ、エアロビクスのクラスでやっと数人できた親しく話をする友達の1人がそれでとっても嫌な目にあい、引き留めたけれど結局辞めてしまった経験があります。

今でも残念に思う通い始めたばかりのころの話です。
長くなるのでまた次に。