ジム通いも決まった曜日決まった時間に同じレッスンに出るようになり習慣になってくると、顔見知りも増え挨拶くらいはするようにもなり、同じころに始めた同じ程度の初心者の人たちと親しく会話もするようになっていきました。

そうなると、それまでヨガやピラティスのクラスだけでしたが、親しくなった人たちから他に出ているレッスンの話を聞いたり、誘われたりでエアロビクスとステップのレッスンにも週1程度で出るようになりました。

エアロビクスとステップはクラスレベルがスタート、初級、中級、上級と4段階に分かれていてスタートなら初心者も出てみようかなと思える参加し易い雰囲気でした。実際スタートクラスはレッスン内容もすごく簡単で、初めての人が断続的に入ってくるクラスでもあり気後れすることもなく参加しやすかったです。

スタートで慣れた後は同じくらいに参加し始めた人たちと順調に初級、中級と進んでいったのですが、中級から内容はかなりレベルアップ。振りも1度見ただけでは覚えられないような複雑な動きの組み合わせが増え大きく動くし回転して後ろ向きになったり横移動縦移動とスピードもある動きばかり。モタモタして遅れたり、振りを間違えて反対に動いてしまったりしたら前後左右の人の邪魔をしてしまうことに・・( ;∀;)

だから初級から中級に上がった最初のころは緊張しました。
初級クラスの時はそれなりに「慣れた人」になっていたけれど、中級に出始めたらまた初心者です。前のほうでやっている慣れた人のように完璧には動けないのでまたまた1番後ろの端で。せめて前後左右の4人の邪魔じゃなくて、前と右か左どちらか1人だけ、合計2人で済むようにw
ところが、中級と上級くらいになってくると1番後ろにもすごく上手な人たちがいるんですよ~
しかも1番前列でやっている人たちよりも上手だったりしました。インストラクターのお手本を最初に1度見たら覚えてあとは見なくてもスイスイできるような人たちが、空いていて自由に大きく動ける1番後ろを好んで、1回転で良いところを2回転にアレンジしたりして激しくやっていたりと、そういうことが多々ありました。

スタートから同じ時期に出ていた親しくなった人のうちの1人が辞めてしまったのも、そういう1番後ろで激しくやっていた常連さんたちにキビシイことを言われたからです。
初級から上がってきたばかりの人もとりあえずは後ろでやるのでその人たちと混じってしまうのは致し方ない・・前ではとてもできないですし。一応暗黙の了解で初心者や下手な人は後ろで邪魔にならないように、というのもありますから。

そのお友達は休憩の時に近くでやっていた常連さん2人に「下手過ぎて邪魔」「やたらと間違えないで」と酷いことを言われて、それがトラウマになってしまい辞めてしまいました。私もぶつかりそうになって「チッ!」と舌打ちされたことがあります。
怖~~~っっ!!!よくできなくてすみませんと思いつつやっているけどそんな態度をとられると逆に「誰にでも初めてはあるわけだし仕方ないじゃないねぇ~~(-“-)」と内心思いました。でもさすがに2人に囲まれて辛辣なことを言われたらトラウマですよね。私も言葉で嫌味を言われたらすごく落ち込んだと思います。ストレス発散や楽しみのためにやっているスポーツなのになんでそんな嫌な目に合わないといけないんだ、しかも義務の学校でもなくお金払って来ている所で。

感じ良い人のほうが圧倒的多数ですが、中には意地悪な人、自己中な人もいますからそういう人が夢中で楽しんでいる時にたまたま自分が下手だったり初心者だったりで進路妨害等してしまった、というような不運が重なると彼女や私のような目にあう可能性もあるんですね( ;∀;)

一緒にやってきて親しく話もするようになってきたところだったし、私はその後上級まで進んで、上級になったところで「こんなに楽しい世界があったなんて!!」というのを実感しそこからジム通いにドはまりしましたから、中級の最初で嫌な思いをして彼女が辞めてしまったことはとても残念で、今でも時々思い出します。近い所にいくつもジムはあるし別のところで運動を楽しく続けられていたらいいなと思います。

ちなみに辞めてしまった彼女に辛辣なことを言った2人も私に舌打ちした1人も、当時私より少し上くらいだったため、今でもジムで顔を合わせますw
あれほどドはまりしていたエアロビクスもステップも50代ではバレエに置き換わってしまったので同じレッスンに出ることはないのですが、上級クラスではずっと一緒にやっていましたし、「長い顔見知り」でもあるのでジム内で会えばお互い挨拶しますが、私は今でもあの時のことを執念深く覚えているのですw