同年代くらいの方のブログだと、親の家の片付けに苦労されているのを目にすることもあり、自分だけじゃないんだと思えて気が楽になりますが、気は楽になっても大変な作業は楽になりませんね(T_T)
今80代90代の親世代はモノをため込んで必要ないものでも捨てられない人が多いように思う。少なくとも子世代の50代60代には、この先20年ずっとモノを増やし続けて使いもしないモノをため込む暮らしをする人は、今の80代90代に比べたら少ないと思うし、自分1人では力仕事も細かな作業もできなくなって頭も働くなってきたときに、子どもが手伝ってなんとか片づけようとするのをあーだこーだ言って阻止する、なんてことも親のそれで苦労した人はしないと思うし。
母の口癖は「戦争中に物がない暮らしをしたからもったいなくて捨てられないのよ、仕方ないでしょ💢!」(⇔片付けのこととなると最初から不機嫌)です。そうかもしれないけど、母の場合は「そうだとしてもここまで買い込むほどのことじゃないでしょ!」と言いたくなる浪費家なので、私と妹は見る目が厳しくなるし、不機嫌になりたいのはこっちだわよ。
実家は本の量が異常で、天井まで高さのある本棚はギュウギュウに本が詰め込んであり、重さに耐えかねスライド式の棚板が歪んで動かなくなっていて危ない。そんな本棚がリビングだけでなく亡くなった父の部屋にもあるし、母の寝室にも大量にあります。
さすがに90歳目前となり母も少しは片づけないとマズイと思い始めてくれて、というか、90歳目前と、そこまでの高齢になって今までと同じようには本が読めなくなったみたいです。ここまでのことになってようやく、活字が小さくて読み難い昔の本くらいは処分してもいいかなと思えてきた、ということだと思います。
で、まずは本から処分を始めたものの、「また読むかもしれない」と1冊1冊見ては迷う、、、いや!もう1冊ずつ手にとって見てる場合じゃないってくらいの量なんですけど!!ショベルカーで一気にかき出してトラックの荷台に積み上げたい量なんですけど!!!とイライラさせられる私と妹です。
重みで変形し長年動かなくなっていたスライド式の棚板を工具を使ってはずし、奥から出てきた埃まみれの変色変形、劣化している、ブックオフに持ち込むのも憚られるような捨てるしかない状態の本、「こんなに大量に出てきたわよ、こんな本があったことも忘れてたんじゃない?」と見せたが最後、「読んでから捨てるわ!」と抱え込む始末、、、読んでから?読んでからですと⁈今から⁈ (;´Д`) 妹と「見せないで捨てちゃえばよかったね」と後悔。
10年ほど前にもあまりに物が多いので1人暮らしなんだし減らした方がいいと説得し片づけました。年をとっていざ処分しようと思ったときに大変であろう重いものということで、本と食器を妹と2人で手伝ってかなりな量処分したんですが、、、さすがに食器は増やしていませんが、本は絶対増やしたわね(-“-) とにかく欲しいと思ったものは買ってしまう浪費家の母ですから。
本というアイテム1つとってもこんな感じです。
家の道路を挟んで向かい側の並びに、高齢のお母さまが1人暮らしの家と、お嬢さん一家の家が並んでいるお宅があります。お母さまは私の母と同年代、お嬢さんは私と同年代です。少し前のことですが、ジムから車で帰ってきたらお母さまが自分の家の門扉の内側から門を閉めたままの状態で門越しに道路のお嬢さんと話しているのが見えました。
家の前についてガレージのシャッターが開くのを待っていたら話しているというより、声高に言い合いしていてビックリ。 お母さまのほうが「そんなことまでうるさく言われるならもうやってもらわなくてもけっこうです」お嬢さんのほうが「そんなこといっても現実には1人ではもう何もできないでしょう」という意味合いで言い合っていました。私が車庫入れし終わってもまだやってましたのでどうなったのかわからないままでしたが、、、お母さまのほうが相当に怒り狂っていて、門を閉ざした向こう側からお嬢さんを入れまいと立ちはだかっていました(^^; うちも似たようなもの、若いころから自分のしたいことだけする、それができないとなるとヒステリックに怒りまくってきた母ですから、ひとごとじゃないです。