2組のもう1人は今度は奥様です。

いちいち聞くおじいさんも思わず一部始終を聞いてしまいましたが、
いちいち言うおばあさんにも注目して一部始終を聞いてしまいました。

私って本当に物見高いわ。

奥様のほうがご主人にいちいち指図するんですよ。
クリニックに入ったときから。
今度は接種券や保険証等はご主人が持っているの。
それを「ほら、受付に出してきて」から始まって、
待合室でどこのソファに座るか、から上着を脱ぐ脱がないまで。

受付の並び方から指示出してるの。
「ああ、ちょっと、そんなに前につめないの!前の人に迷惑!この辺に立って」って。
前の人は私でした、お気遣いありがとう(笑)

コロナワクチンが始まると、通常のゆったりした一人掛けソファのほかに、
補助的な椅子も並べられるんです。
レディスクリニックなので私もそうですが、婦人科でかかっている患者さんたちも一緒。
ご主人のほうは高齢とはいえ、特に病気というわけでもなさそうで、
本来の女性患者たちに交じって居心地が悪いんでしょう、遠慮した感じで
入口近くの補助椅子のほうにかけたんですが、
メインのソファのほうに座った奥様が「なにしてるの、なんでそんなところにいるのよ、
こっち来たらいいでしょ!」と何度も大きな声で呼ぶ(笑)

ご主人は一応「いや、ここでいいわ」と何度か抵抗していましたが、
離れたところでの大声のやり取りに辟易した様子でこちらにやってきました。

やれやれと座ったら今度は「上着脱いだほうがいいでしょ、暖房きいてるんだから」と。
これにもご主人は「いや、別に暑くないから」とそのままだったんですが、
「どうして?!室内なんだから脱いだらいいでしょ」と奥様が何度も言うので脱いでいました。
奥様の声がまた大きいの、物見高くて聞こうとしている私以外の、聞く気なかった人たちにだって全部聞こえていたはず。

最後は履いてきた靴を注意されていましたよ。
呼ばれて一緒に診察室に行く途中、「あら!なんでこっちの靴履いてきたの!〇※△・・・・」と
2人で話しながら入って行かれました。


奥様は良かれと思って言ったことをご主人がいちいち抵抗して言うことを聞かないから
それでよけいムキになっちゃうのかもね。

それにしても、
あ~~~、なんでご主人のその靴が奥様的にNGだったのか理由が知りたかった~~~