ジムでお友達とおしゃべりしていたとき、
「最近前にした話をまたしちゃうことが増えたみたいなんだけど、
娘って厳しいよね、『その話、2回目』ってピシャッと言われちゃう」と一人が言ったら、
その場にいた娘がいる人全員、激しく同意!

私も本当に心から同意!まったく同じセリフをしょっちゅう娘に言われている身です。

みんなで「娘ってキビシイよねぇ~~~」と共感し合いました。

「少々もうろくしてきた母親を心の中で『またその話か』と思っても、
『うんうん、そうなんだ~、大変だったね~』と優しく聞いていてくれる気はないのかい!って思っちゃうわ~」と、別の1人が言って「そうよ、そうよ!」と思ったとき、はたと気づきました。

まったく同じことを私は自分の母親にしておりますね!

「はぁ~~??またその話ィ~??何度目よ」と思いながらさすがにそこまでキビシイ言い方はしないものの、うつ相槌は
「そうだってね、そう言ってたね!」
「ああ、そうなんだってね、この前してた話でしょ!」みたいな感じ、容赦ないです(笑)

それを言ったら、みんな同じく
「私もだ!!母には容赦ないわ、『またその話~?昨日も聞いたわ』とか言っちゃうわ~」
「私も~~それ3度目!とか回数まで指摘しちゃうわ」とか(笑)

娘って母親にキビシイんですね~

でも、これが一つおいて祖母になると今度はとっても優しくなるんですよね。

娘は小さいころから絵を描くのが得意で、親ばかですが色使いのセンスもいいと私は思っているのですが、
私の母も同じように思っていて、部屋にも娘が描いた絵を飾っています。
母の友達で絵を描くのが趣味な方がいて、その方が自分で無地の麻のトートバッグに素敵なイラストを描いて持ち歩いているそうで、自分も同じ麻のトートバッグを買ってきて私に
「これに、りりちゃん(娘)にあのイラストを描いてほしいのよ」と渡してきたんですね。
なんでも少し前に娘が母に描いてあげた、母が溺愛していた今は亡きワンコと娘の2人をモチーフにした絵、その絵をトートバッグにも描いてほしいと。

でも、太い麻糸で織られたぼこぼこした表面のトートバッグで、どう考えても普通の絵具だの油性ペンなどでイラストを描けるものではないんです。

そのお友達は油絵もやっているし、描くことが趣味でいろんな画材を持っている方。
なので、そのトートバッグに描いたのも特別な画材を使って描いたのでしょう。
(絵には詳しくないので知らんけど)

娘の私は母にその場で「え~~??こんなのに描けないでしょ、材料だって持っていないし。
こういうのに描くのはムリムリ!」(⇔ピシャッと冷たいw)

そうしたら母は「あら~そうなの、でもこのトートバッグ、買っちゃったからりりちゃんに持って帰ってあげてちょうだい」と。

帰って娘に一応トートバッグはプレゼントということで渡して事の顛末を話したら、娘は「そうなんだ~確かにこれには描けないね」と。

それで私はその話はおしまい、と思ってたのですが・・・

2週間後くらい、なんと優しい孫娘、祖母が希望した自分が描いてあげた絵を下絵に刺繍で仕上げたオーダーメイドのトートを渡していました。
確かに、刺繍だったらできますね~すっごく素敵に仕上がっていましたよ。(私も欲しいぞ)
そういうところをわざわざ探して、持って行ってオーダーして、さらに取りに行って・・・

昔私も、祖母の繰り返す同じ話を「そうなんだ~すごいね~~」と根気よく何度でも聞いていたことを思い出しました。

私にも優しい孫娘をちょうだい。