今日は4か月に1度の歯科検診の日。
朝1番の予約で行ってきました。
口腔内全般のチェックの後は念入りなクリーニング、そのあとはホワイトニングもしています。最後に虫歯予防のフッ素を塗って終わり。
けっこう時間かかるので疲れます。
前回のブログを見たら隣の人がすごいイビキで寝ちゃっていたのにビックリしていた(笑)

今の治療はまったく傷みがない、居眠りできてしまうほどに。
今の子どもは幸せだと思います。
昭和の子どもは大変でしたよね。
私の家の近所の歯科医院だけがあんな激痛治療だったとは思えないから、当時はみんなそうだったんですよね。

しかも、今の子どもと違って幼稚園~小学校低学年くらいで虫歯になる子ども、多かったですよね。
私と妹だけじゃなく、クラスメイトもよく虫歯になったといっては歯科医院に通っていましたし。
親がパーマ屋さん(子どものころは美容院をそう言っていた笑)に通うような頻度で子どものほうは歯科医院に通っていたようなw・・・まぁそれはおおげさにしても、何度か痛い目にあったのは恐怖体験としてトラウマになりました。
それほどに当時の虫歯治療って痛くて子どもにとっては恐怖でした。

待合室にいても診察室から聞こえてくるキィーーーーーン!という音と患者が子どもだと泣きわめく声が聞こえたりして、拷問の順番を待っている気分。

そもそも虫歯になぞならなければあんな目に合わずに済んだものを、なんで何回も虫歯になってしまったのか?昭和30年代の終わり~40年代くらいって親のほうの意識も今より低かったんだと思います。幼稚園~小学校低学年くらいまでの子どもに歯の管理全委任なんて無理ですよw

「食後は必ず歯を磨くんですよ」⇒「はーい」(磨くけどね、子どものやる子どものやり方でだよ、絶対磨き残しあるね)

「おやつ食べた後は歯を磨いてね」⇒「はーい」(磨くわけないだろ、おやつなんて遊びの途中で食べてるんだから。食べ終わったらそのまま遊びの続きだよ)

今じゃなくても30年も前の娘の時代にはもうそんなことはありませんでした。
歯科医から教えられたとおりに歯が生え始めた時から子どもの歯を丁寧に磨き、1人で磨けるようになっても幼稚園の間は声かけだけじゃなくてちゃんと磨けているか、磨き残しがないかチェックし、小学生になっても検診には定期的に通い、虫歯予防のフッ素を塗ったり、そりゃ気を使いました。娘は大人になるまで虫歯ゼロ。周りもそれが当たり前でしたから昭和の子どもとなんという違いよ・・・

その娘にしたって、幼稚園の時、検診の最後にフッ素塗ってもらって、「このあと1時間は何も食べないでくださいね」と言われて帰ってきて、やれやれと手を洗って娘のほうを見たら、

なんか口もぐもぐしてる!なんか食べてるしーーー!!よりによってガムーーーー!!!

子どもなんてこんなもんですよね。

昭和のあのころ、親の意識が低いというか、そこまでの指導がなかったんですよね、きっと。

「指導が足りない+激痛治療」⇔「指導が徹底している+無痛治療」

この組み合わせ、酷いですよね。
そのせいで還暦にもなってもなお、痛くないとわかっていてもキィーーーンという音を聞くと緊張します💦