長いコロナ禍で不自由することのほうが多いと思いますが、逆に今快適なのが映画館。
間引き席で前後左右を空ける席販売となっているので自分の両隣&前後には人がいない。トップガン マーヴェリックもこの快適空間で自分だけの世界で没頭できました。
この間引き席に慣れてしまうとコロナ収束後、すべての席がうまっている満席状態だとまたそれが普通だと慣れるまで相当な圧迫感があることでしょう。
トップガンはさすがの人気でほぼ満席でした。
満席でも通常の半分ですから、やはりコロナ収束しないと映画館としては大変ですよね。
本編が始まる15分ほど前に入って座っていましたが、ちょっとしたら私の2列前の斜めに2人連れが入ってきて座りました。
最初に男性が座り、そのあと女性が続いて・・・
なんと、男性の隣の席に貼ってあった赤い大きなバツ印に「コロナ対策で使用不可です」と注意書きされたプレートをベリベリッと剥がして男性の隣にちゃっかり着席。
後方から通路を歩いてきて2列前にはいってきた時は、薄暗い中漠然と視野に入っているだけだったんですが、プレートを剥がすベリベリいう音で思わずそちらを見てしまいました。剥がしたプレートは本来の自分の席、畳まれたシートと背もたれのスキマにポイっと入れていました。
その行動にはかなりビックリ。
その時点ではまだ館内はガラガラだったので、このままこのくらいの入りだったら、あの2人がくっついて座ったとしてもさほど影響はないだろうなと思いましたが、それにしてもよくああいうことができるなと呆れました。
まあ、まだラブラブ(死語?古い?)の若い2人なんでしょうと思いました。
私と主人なんてさっさと一つ置いた席に座ったらその瞬間からお互いの存在もう忘れてるわよw今だけよ、今だけ(笑)と思いつつ予告編観るのはけっこう好きなので意識はそちらへ。
ところがそのあとどんどん客が入ってきて席はどんどん埋まっていく。
ついに1席分席を移動した女性の真後ろにもお客さんが座りました。
が、その人、座ってすぐにまた出て行きました。
で、スタッフを連れて戻ってきました。
見ていると(意識は予告編から完全にこちらへ)スタッフが女性に話しかけて女性は元の席に移動していました。
そしてバリバリと剥がしていたプレートをスタッフに言われて貼り直していて、その時真後ろを向き、隣の男性も横を向いて2人で貼っていたので顔が見えました。
私と同年代といった感じの年齢でした。
「えー、おじ(い)さんとおば(あ)さんじゃない」と、そこにちょっとビックリ。
スタッフを呼びに行った後ろのお客さんは若い男性でしたが、いい年をしたおじさんとおばさんが非常識な行動をするもんだと呆れたことでしょう。
それに、せっかく前に人がいない状態で観られるのにマナー違反で自分の前だけ人の頭があったら、それもついでにやっぱりイヤですよね。