虐待等重苦しいテーマやサイコサスペンスや舞台が陰鬱な雰囲気、気候の海外ミステリーばかり立て続けに読んだので(こちらの7冊、重いテーマだったりでしたが、どれもすごく面白かったです。Amazonでレビューを吟味して買った甲斐がありました)、真逆なミステリー、コージーミステリーを買って読みました。
前から気になっていたイギリスのミステリーです。

ロンドン謎解き結婚相談所

とても面白かったです。
軽く読めるコージーミステリーですが、犯人はわからなかった。あとから唐突に出てきた人が犯人というようなことではなく、意外な人物、そして動機でわかりませんでした。
第二次世界大戦後すぐのロンドンが舞台。物資不足でストッキング1足を手に入れるのも大変な時代。
主人公の対照的な2人の女性が魅力的で楽しく読めます。

怖い心の闇、サイコサスペンスといったミステリーも好きですが、日常の中で身近なちょっとした謎をとくという明るく軽いストーリーも好きで、日本のものも海外のものも昔からよく読んでいます。
1番最初にコージーミステリーに触れたのは小学校の図書室。
海外コージーミステリーのシリーズでした。

その当時はそれが「コージーミステリー」というジャンルである、ということも知らず、ただただ海外の日常生活や街の風景の描写とともに主人公が謎解きをしていくのがとても新鮮で面白く夢中になって次々借りては読みました。
残念ながらどういうシリーズの本だったのか全くわかりません。
あれだけたくさん読んだんだから1冊でもタイトルを覚えていればまだ調べようがあったと思うんですが、内容はいくつかおぼろげに覚えていてもタイトルは一つも思い出せません。
1人の主人公が身近で起こる事件の謎解きをする、というのではなく、本ごとに主人公も舞台設定も全く違う1冊で完結のコージーミステリーのシリーズだったのは覚えています。
海外の児童書ミステリーを集めたシリーズ集だったのだろうと思います。
もし覚えていたとしても当然絶版でもう読めないでしょう・・だって50年!も昔・・それに大人になった今読んでも面白いとは思えない可能性大ですけど。

そのあとコージーミステリーといえば、中学生になって読んだアガサ・クリスティのミス・マープルのシリーズ。
エルキュール・ポアロのシリーズと並んでほぼ全部文庫で買って読みました。

コージーミステリーは気軽に読めるのでその時々でずっと読んできていますが、
今でもシリーズでとってあるのは2つだけ。

1つは娘が小さいころにはまったダイアン・デヴィッドソンの「クッキングママシリーズ」。
かなり巻数があるんですが全部とってあります。
ストーリーももちろん面白くてお気に入りですが、お料理の描写が美味しそうでそのレシピも載っているんです。たとえ作らなくても想像するだけでも楽しいです。
ミステリーじゃなくても普通の小説でも料理やごちそうの描写があるもの、大好きなんです。
すごい食いしん坊ですよねw

クッキングママシリーズ

もう1つはシリーズといっても4巻で終わりで残念だったんですが、コージーミステリーとしてすごく好きだった、エレイン・ヴィエッツのフロリダが舞台の転職シリーズです。

仕事の内容と描写が面白くて大好きなんです。

第1弾の高級ブティックから始まって、書店、電話セールス、結婚式場、とどれもすごく面白かったです。たくさんのシリーズを出した作家ではないからか、もう中古でもなかなか手に入らなくなっているのでとっておいてよかったです。

東京創元社のエレン・ヴィエッツ紹介ページ

エレン・ヴィエッツ

クッキングママシリーズは主人公が30歳から始まって30代、私も読んだとき同じくらいの年齢、転職シリーズの主人公は40代のアラフォー、読んだのは私も40代の時。
自分の年齢と同じだからよけい面白く読んだのかも。
すると今の私はミス・マープルシリーズを読み返すのがちょうどいいのかも。