就寝時間の早くなった主人は、昨晩も8時になろうかという時間にもう眠いと言って寝室へ。私も毎日5時起きだし、ジムへも行っているしで昨晩はものすごく眠く、いつもは10時くらい、早くても9時半くらいに寝ることがほとんどですが、8時半になる前に寝てしまいました。夜の8時に寝るなんて幼稚園児のような生活です。幼稚園児と違うのは、そのまま朝7時8時までぐっすりとはいかないところ。2人そろって夜中2時ころには目を覚ましてしまいましたよ・・・

主人はそのまま起きて行きましたが、私は起床時間の5時まではまだ時間がある、もったいない!とばかりにベッドでごろごろ、ウトウトしていました。さすがに前の晩8時に寝たら2時に目を覚ましても6時間も睡眠時間はとれていますので深く眠ることはありませんでしたが。

ウトウトと惰眠をむさぼりながら思い出していたのは30年以上もまえの記憶。

主人(札幌出身)の母は結婚した当時から今に至るまで、よく六花亭のお菓子の詰め合わせなど、北海道のいろんな美味しいお菓子を送ってくれます。20代後半のころからしばらくはLINEはもちろんメールだってない時代、そのころは届いた時は電話でお礼を言っていました。

ある日、義母からのお菓子の荷物を夜に受け取りお礼の電話をしました。夜の8時過ぎでしたが、身内だし「夜の8時」は全然非常識な時間とは思いませんでした。でも出ない。

そして翌日は午前中に電話しましたが、また出なかったので夜になってから電話しました。晩ご飯の支度とか食べている最中とかはずしたほうがいいと思ってわざわざそういうのが全て終わったであろう8時過ぎくらいに電話。またもやいない。

その時主人は「外に食べに行ってるんだろ」とか2日目は「旅行にでも行ったんじゃない?」などと言っていたのをよく覚えています。

で、翌日お昼ごろに電話をしたら今度はつながったのでお礼を言いつつ、昨日一昨日と夜電話したことも言うと(2日もお礼が遅くなった言い訳もしたくてw)、なんと「寝ていた」ということ。夜8時には2人してぐっすり寝入ってしまうし、電話の音量は最小に調節しているし寝室のある2階には子機もないから気付かなかったということ。

主人と私は主人の両親が2人とも夜の8時には寝てしまっているということを知ってすごく驚きました。当時20代後半、夜中の12時過ぎても遊んでいられた時です。実際フルタイムで働いていたのに、しかも主人は残業も多く私は時差もある仕事、それでも休みの日はゆっくり休養、なんてこともなく夜遅くまで2人して遊びに出かけたり、家に居ても夜更かししていました。夜8時に電話に出ない理由は「外食」でも「旅行」でもなく「眠いから」「起きていられないから」であるということは想像を超えたことであり、驚きでありました。当時の主人の両親は60そこそこ、まだそこまでの老人感はなかったですからなおさらです。

2人して「マジか??!!」「どっか悪いんじゃないか?」「えぇ??2人そろって??」などと驚いたのが昨日のことのようです。

当時の義父母の年齢を超えた私たち。長い年月を経て、でも思えばあっという間でもありましたね。20代のあの時は60代というのはずっと先の未来、くらいに感じていたのに、子どもが生まれてからはさらに加速度的にあっという間に時は過ぎ去り・・・同じように幼稚園児の就寝時間になってきております。どこも悪くなんてないのよね、ただ起きていられない、それだけなのよね。