ホテルから車ですぐでした。平和記念公園の周りには1つ1つは小さくても駐車場がたくさんありましたので、公園すぐの駐車場に車を停めて行きました。駐車場の真ん前が原爆ドームでした。
広くて美しい平和記念公園の中にありました。
修学旅行生が多く、小中高、あらゆる年代の生徒さんたちがあちらこちらに列をなしていました。幼稚園児の遠足も。外国人観光客も大勢いました。
平和記念資料館は2019年4月にリニューアルされたとのことで、館内は広く新しく展示はとても見易く、写真や展示資料の説明文や解説も分かり易く読み易いです。
平日でも時間帯によっては入館する際に並び、待ち時間があるということも聞いていましたが、午前中に行ったので並ばずにすぐに入館できました。でも、空いていたのはそこまで。いったん中に入ると誰もが1つ1つの写真や資料の前で説明文を読み展示品を眺める。なので列がずーっとできていて、先の先まで展示の前にはぎっしりと人がいます。ほとんどの人が同じようにかなり時間をかけて展示を見て順路通りに進んで行きました。
私もゆっくり説明文や解説を読みたかったし、写真も資料もちゃんと見て読みたかったのでその亀の歩みのような列の進みが好都合でした。普通このような所で、しかもぎっしりと列になって混んでいる場合、じっくりと時間をかけて展示物の正面に居座りたくとも、後から来た人に場所を譲らないと、と思って気兼ねしてできませんが、今回はその場の多くの人が1つ1つじっくり居座るので全く気にせず見たり読んだりできました。これは時間が遅くなるにつれ並んだり待ち時間ができるはずです。
平常心ではいられなくなるほどの衝撃的な写真や資料、展示品ばかりです。子どものものも多いです。でも、機会があれば見ておくべきものと思いました。長崎は若いころに訪れたことがあるので1度は来たいと思っていた場所。長崎からだいぶ間があいて還暦を超えてしまいましたが、来られてよかったです。
外国人観光客もとても多くて、いつもだったら旅先では観光客で混雑していないといいけど、などと思うんですが、ここでは外国人観光客が多いことがとても嬉しかったです。1人でも多くの外国の方たちにも見てもらいたい。どれほどの大量殺戮と残虐行為が広島と長崎の普通の市民、子どもまで含めた一般人に対して行われたのかを知ってほしいと思いました。
撮影可ですが、とても写真を撮るなんてできませんでした。
唯一撮ったのがこちらの「原爆ドーム」広島県物産陳列館(産業奨励館)の被爆前の姿と並べた模型です。