映画館で映画を観るとき予告編が長くてなかなか本編が始まりませんが、私は予告編も観るのが好きだし、楽しみだったりもします。
当たり前でしょうが「観たいな」と思わせる上手なまとめ方なので観たときは「この映画も観てみたい」とは思うものがたくさんあります。でも、そのほとんどを実際観に行くことはないんですけど。
なので、Amazonプライムに出ている映画のラインナップを漫然と見ていると以前予告編を観た映画が目に留まります。
昨晩は私1人の夜だったのでAmazonプライムで2本立て続けに映画を見ました。
1つ目は「トゥルーノース」、2つ目が以前映画館で予告編を観た「護られなかった者たちへ」
「トゥルーノース」は妹がやはりAmazonプライムで見て「すごい話だった」というので見てみました。北朝鮮の政治犯強制収容所に入れられた家族の話というから想像はつくというもの。そりゃ凄まじい話でした。妹が「アニメなのでまだ見ていられる。」と言っていましたが確かに。人として生きられない世界です。脱獄に成功した登場人物が聴衆の前で自分の体験を語るところから始まるので「あぁ、最後はちゃんと」と思うものの・・・・・
こんな国に拉致される犯罪がまかり通っている現実。なんとかならないものか。
「護られなかった者たちへ」は東日本大震災から10年の仙台。「連続餓死殺人事件」ということでミステリーではあるけれど、震災、その後の困窮、生活保護、受けられるべき人が受けられず反対に不正受給がまかり通っている実態、福祉窓口の大変さ等様々な問題が詰まったドラマ。
映画館で予告編を観たとき私は東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズだと思って観ていました。
だって、阿部寛さんが刑事なんですもん。そのイメージで固定されてしまっていますよ。
で、映画を見始めた時もまだ加賀恭一郎だと思って見ていて彼が違う名前を呼ばれるまで思い込んでいました。こんな見方したの私だけ?( ;∀;)
さらにさらに、「東野圭吾の加賀恭一郎シリーズではない」と分かったあとは「東野圭吾の他の小説」と思って見ていました( ;∀;)
いや、だって、Amazonプライムの最初のところに東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ「祈りの幕が下りる時」が阿部寛さんの顔とタイトルで並んで出ているんですもん。
「祈りの幕が下りる時」もすご~く面白い、面白いという言い方はちょっとそぐわないと思えるように切なく悲しい見ごたえある映画でした。それは今回の「護られなかった者たちへ」も同じですが・・・「震災がからんだ話だから加賀恭一郎ではダメで別の刑事にしたのね」なんてトンチンカンなことまで思ったりもした💦💦
原作は中山七里さんでしたね、最後のエンディングで気付いた次第( ;∀;)いやもう、ここまでマヌケなのは私だけですね。
中山七里さんの本はけっこう読んでいますが「カエル男」が面白かったです。娘が先にいくつも読んでいて面白いと教えてくれた作家さん。
実はいつものようにどんな話だったかはよく覚えていないのですが・・・読んだのはかなり前だし。でもタイトルが「全然面白そうじゃないケド・・」とあまり気乗りせず読んだらとても面白かったので「中山七里さんは『カエル男』が面白かったな」と覚えているんです。