主人がリビングのテレビで動画を観ていました。
いつもだったらスルーですが、おや?と気になる内容だったので
ソファに座って一緒に観ました。

観終わったあとは、「ふんっ!!」と鼻息も荒く大満足で、
主人から「よかったねぇ~~(笑)」と言われました。

動画はこれです。

私は左利きですが、今は両利きなんです。
子どものころ、小学校に上がるまではたぶんすべて左だったはず。
両親から右に直されたことがありませんでしたから。

ただ、字だけは幼稚園くらいで親から教えてもらったときに、
他のことは直されたことがなかったけれど、
字を書くことだけは右のほうが書きやすいからと言われて
最初から「右で練習」したため、ずっと右です。
元が左利きなので左でも書けますが、その後小学校低学年から習った習字も当然右でやっていましたので、英語でもなんでも字全般は右です。

自分ではいつごろから両利きになったのか意識したこともなかったのですが、
たぶん小学校に上がってからは右で字を書く機会が非常に多かったため、
(当たり前だ、本人の向上心はともかく一応勉強しに行っていたんだから 笑)
もともと左利きなのを右で日々字を書いて訓練した形になったのかな?と
この動画を観て思いました。

それと、思い当たる訓練がもう1つ。
小学校の給食です
周りの友達はほぼ右で食べているので、なんとなく自分だけ左は嫌で
学校の給食だけは右で食べていました。
でも家に帰ったら使い易いほうの左。
そして、お箸の使い方がおかしいのを矯正したとき、どうせ直すなら右でにしようと思って
右で正しい持ち方に直したこと。
これって、もはや両利きにする訓練としか思えない(笑)

そういうわけで、物心ついたころから両方でできることはできましたが、
どちらかというとこっちのほうが使い易い、というのはあって、
その基準は謎w

字を書くのは右、消しゴムを使うのは左。
絵を描くのは左有利、絵具で色をつけるのは両方できる。

ボールを投げる、蹴るは右が有利、両方できるけど。

ハサミは左利き用なんてのがない時代に子ども時代でしたから強制的に右。

お箸は右有利、ナイフも右、フォークとスプーンは左。
だからか?料理での包丁は右。左でもできるけど、これは断然右。
でも、キッチン器具はどっちでも同じくらいなので近い方の手、
その時やりやすい方の手、その時汚れてない方の手、みたいな感じで使っています。

日常的な動作や掃除ではたぶん無意識に使い易いほうを使っているんだとは思いますが、
料理と同じく、その時便利なほうでやっていることも多いと思います。

でも、左利きから両利きになってよかったと思えるのは
大人になってメイクというものを始めたときが1番でした。

私は顔の右半分は右手で、左半分は左手でメイクします。
友達が右手で器用に左目にアイラインを引いたり、眉を描いているのを見てビックリ!
「よくそんなことできるね!!器用だね~~」と言ったら
「やだ、それはこっちのセリフよ!」と言われたことがありました。

でも、右手でアイライナーやアイブロウを逆手に持って顔の前で手をクロスさせて
左目のアイラインを引いたり眉を描いたりするほうが、私には超難しく感じますよ。
特に繊細な線を引くアイラインはよくそんなことできるな、と、
40年も右は右手、左は左手で逆手もクロスもなくやってきた私には感心してしまう器用なやり方です。

さて、この両利き、今1番夢中な趣味のバレエ、これですごく生かせるはずなのです。
片足でのバランスとか回転技とか、どうしても利き手利き足のほうが得意で
右での回転は何回でもできるけど、左はそこまでできない、ということはよくあるそうなんです。

今こそ!今こそ両利きのすごさをお見せできるわ!!と言いたいところですが、
バレエを50を過ぎた大人から始めると、激ムズ過ぎて両方できない、これが現実なのでした。