あけましておめでとうございます。

タイトルのとおり、還暦の自分が仮想空間で年末年始楽しむ・・・
こんなことを20代30代の若かりし日に想像したでしょうか。

ゲーム自体は20代のころからあって、そのころから大人気でしたけれど。
まさか60歳の自分が年末年始にゲームしているなんて想像もしませんでしたね💦

今楽しんでいるゲーム「あつ森」は、
年末にはお正月の飾りつけを楽しんだり、
昨日の大晦日夜には島の住人とカウントダウンで新年を祝ったり、
元旦の今日は住人にお年玉をくばったり、といった他愛のないゲームですが、
その世界観にはどっぷりはまっているわけです。

年末に観に行った映画「マトリックス レザレクションズ」では、ゲームの世界と現実の区別がつかなくなってメンタルをやられて苦しむ主人公の状況から話は始まりました。

大晦日の夜は紅白歌合戦も数年前から観なくなり、主人とDVDを観るようになりましたが、
マトリックスを観たばかりの影響か、主人が以前映画館で観た映画「イーグルアイ」をもう1度観たいというのでそれを観ました。
2008年の映画で14年も前です。まったく話を忘れていたので2度楽しめましたが、
それも今の時代はまったく奇想天外な話ではなく、全然近未来的な話でもSFでもない、
AIによる判断や生体認証、逃れようのないほどの監視カメラシステム、
このくらいのこと普通の人たちだって顔認証でスマホのロックをはずしているし、
日々接する犯罪に関するニュースで監視カメラからの映像分析で犯人が捕まるというのはもはや常識、
日々普通に接していることばかり。

映画としてはマトリックスのような難しさもまったくないので文句なく楽しめる面白さでした。
(1回映画館で観てるのにここまで完璧に忘れられてまたこれだけ楽しめるなんて、
なんとお得な脳なんでしょ!)

マトリックスやイーグルアイのような近未来のSF映画として楽しんでいたものが
自分も体験しそうな勢いで現実になりつつあるのかなと感慨深いですが、
映画のような暗い方向性での進化ではなく、
今私がはまっている「あつ森」のような癒しの方向性での進化だといいんですけど。

大晦日のカウントダウンが実際体験しているかのごとくリアルになる(どうやってかはわからないけど笑)
とか、住人のどうぶつさんたちとの会話がより臨機応変になるとか。

さすがに「あつ森」だったら仮想空間と現実の区別がつかなくなるなんてありえないですもんね。
ウサギやシカやオオカミさんたちと一緒に暮らしてるなんて妄想しだしたら、
それは娘が私のボケを心配するときでしょう。