昨日、娘が郊外の家に来ました。
そのまま年末年始を私たちと一緒に過ごします。

お婿さんも一緒?そうではなく、お婿さんは自分の実家に帰りました。
(この時期の帰省、空港激混みで大変そう)

お婿さんが自分の実家に帰るので娘はこちらに来たんです。

人が聞いたらもう離婚ですか⁈ってなるかな?
私の母の世代では間違いなく、私たち世代でもそう思われそうかな(^^;

お婿さんも娘も、年末年始に実家に帰る時に「嫁(婿)まで一緒に行って寝泊りする必要なし」という考えです。仕事は休み。それぞれがお互い自分の両親に顔を見せて実家で結婚前と同じくゆっくりのんびりする。

聞いた時はすごくびっくりしたし、お婿さんのご両親はどう思うか気になりました。私は昭和の嫁(笑)

お婿さんのご両親はお母様が私と同い年で定年まで働いていた方です。つまりつい最近まで。
私の年代では結婚と同時に仕事を辞める寿退社、そのまま専業主婦という女性もまだ多かったですが、反面結婚くらいでは仕事を辞めない女性も増えていた時代だったし、さらに産休や育児休暇を取って出産後も会社に復帰した女性も増え始めていた時代だったと思います。自分もそうでしたし。

だけど、結婚、出産、子育てしながら定年まで同じ会社、仕事で勤め続けた女性となると、私の年代ではまだ少ないんじゃないかと思います。どこかの段階で1度は退社し、子育てが一段落したときにまた勤めに出た人は多いと思いますが、その仕事はパートであることが多かったのでは。これまた私もでしたが。(ということで、私は自分のことを同年代では多数派ではないかと思っているのですが)

お婿さんのご両親は親戚付き合いというものをほとんどされていないそうです。(いないというわけではない)娘がお婿さんから聞いたことを私も聞いて「そうなんだ」くらいの感覚でしたが、年末年始に嫁として夫の実家に行って姑のお手伝いをしたり親戚との宴会でせっせと働く(これって私の母の世代のイメージですが(^^;)などの印象はないそう。顔合わせの席でもお婿さんのお母様のお話で印象深かったのは仕事をしながらの子育ても田舎だったので保育園が充実しておらず、お婿さんはお友達に預かってもらって働き続けたということ。正真正銘のバリキャリですね。もしかしたら、当時はまだそういう共働き家庭のほうが少なくて親戚付き合いも間遠になっていったのかもしれません。

実は私も主人の実家で年末年始(じゃなくて他の場合でも)、気を遣って一緒にキッチンに立ったことはもちろん、義母の作ったご飯を食べたこともありません。
長くなるのでこの話はまた。

親(100%母親ですね)も嫁(婿)を家に迎える準備(布団干し、買い出し、大掃除)なし、滞在中の食事(気も遣い見栄もはりいつもよりお高めの食材で)なし、家の中で緊張感全くなしのいつも通りの生活、これは非常に楽。お婿さんの実家がどのような考えであれ、

お婿さんとはこれまで何度も会っていますがすごく良い人で関係は良好です。
来たらイヤだなんてもちろん思いませんが、寝食を一緒にするとなるとやはり気を遣うのは事実。娘だけでいつも通りならのんびりできる寝正月でジムも自由に行けてそりゃ~楽です。

娘夫婦の有り方、考え方、変わっているのかもしれませんが、人からどう思われようが、年末年始が楽なほうがいいです。

娘たちはお正月の時期をはずして2人で合わせて有給休暇を取って海外旅行に行くそうですが、帰ったら2人でお土産を持って挨拶に行くそうです。そういう2人そろっての実家行は有りみたいです。私たち夫婦と主人の実家との付き合いと非常に似ています。母娘で似た様な夫を選んだということでしょうか?