先日ジムで、以前は同じエアロビクスに出ていたジム友と久々に会い、お互い「久しぶり~~」と話しましたが、途中で「久しぶりどころじゃないよね、いったい何年ぶりかしら?」と気付きました。コロナ前も会わなくなって数年だったのでそれこそ、5~6年以上だと思います。お互い相手を「ジムを退会してしまったのかな」と思えるほど会わなかった。

ジムで出るレッスンプログラムを変えるとここまで会わなくなるものか?とも思えますが、彼女が続けているエアロビクスのレッスンに同じく出ている昔の他のジム友数人とは会うので、その一団の中で彼女とだけ会えずに何年もだったわけで、この違いはなんだろう?

ジムの館内は広いといえばかなり広いけれど、お互いが頻繁に出入りしている1つの建物内。頻繁に出かけるわけでもない街中の雑踏でも会う人とは会うので不思議です。大都会のものすごい雑踏を歩いていると、知人友人にバッタリ会うなんてありえないな~と思えますが、会った経験が何度かあるのも不思議。大都会の雑踏での偶然の出会いなんてまるでドラマみたいですが、いくつか経験のある偶然バッタリの中にはいかにもドラマの1シーンみたいだったのもあります。

20代後半の時、フライトで一緒したばかりの先輩と渋谷のスクランブル交差点でバッタリ会ったことがあります。寄せ集めのメンバーでのフライトで一緒のクラスを担当した先輩で話が合い、ステイ先でも一緒に買い物や食事に行ったりして帰って来た後すぐの休日でのこと。

交差点の中ほどでバッタリ会って、昨日の今日のことで、あまりの偶然にお互い笑ってしまいながらも渡る方向が違ったのでそんなところで立ち話をできるわけもなく、挨拶程度の会話で信号が赤になる前にと手を振りながら「またね!」とそれぞれの方向へ渡り別れました。大都会のスクランブル交差点でバッタリ出会う、ドラマの1シーンみたいですよね。でも、会社の先輩と後輩ではね。やはり妙齢の男女じゃないとドラマ風じゃないですね(笑)それにドラマだったらそのあと会社内で絶対また再会するところ、その先輩とは結局一緒のフライトはもちろん、社内でまた会うこともありませんでした。

でも、お客様の男性と機内で再会したこともありました。こっちのほうがよりドラマ!
ロサンゼルス便で、CA席の前の座席のお客様で離着陸の時にお話しをしたので、数か月後のロサンゼルス便で離陸前のシャンパンサービスをしている時「あれ?この前の!」と声をかけられた時すぐにわかりました。これはかなりドラマみたいですよね、年齢も釣り合っていましたし。ドラマだったらここからいい感じの恋愛が始まるんですよね?でも、その時は私もう結婚していました(笑)

同じグループの先輩はアンカレッジ経由でヨーロッパに行くフライトで故郷の幼馴染の男性と出会っていました。その先輩は機内サービス中は担当クラスが違ったので幼馴染が乗っているなど知る由もなく。アンカレッジに着いてお客様が降りる時に通路でお見送りをしている先輩に「あれ?!!なんでこんなところにいるの?!」と通路の反対側で頭を下げていた私にも聞こえる大きな声で驚いていました。2人で「懐かしい!何年ぶり?」と少し話していましたが、そんなところで長々話できるわけもなく、私たちはアンカレッジで降りて宿泊、その男性は目的地まで乗り継いでいくのでそこでお別れ。

でもこれこそ、ドラマになる偶然の再会ですね。ドラマだったら⇒実は2人は初恋の相手⇒数日遅れてヨーロッパの都市に着いた先輩を幼馴染の男性がホテルのロビーで待ち受ける⇒ロマンチックな外国の都市で過ごす2人、そして恋が芽生える、、、ドラマの設定だとこうでしょう!

でも、その幼馴染の男性は新婚旅行でした(笑)

60年以上も生きているから懐かしく思い出す偶然の再会、いくつかありますがドラマみたいな男女の出会い、そこから恋が、、、なんてのは1度もないですね。現実はやっぱりこんなもんか(笑)

ところで、昔のことをあれもこれもと思い出す今日この頃。
昨日のこともすぐ忘れるし、読んだ本の内容は片っ端から忘れているのにね。最近のことを忘れて昔のことはハッキリ思い出す、これってヤバいやつじゃなかったっけ、、、( ;∀;)