見ぬもの清し

ソファの全てのカバーをはずして洗濯する。
年末の大掃除をしていたころもこれは組み込んでいませんでした。
大変だし、洗って乾かしてまたカバーを着けるのは1日仕事になるし、まる1日ソファは使えないので日を選ぶんです。主人が1日家にいる日はもちろんダメ、私と違って暇な時間はソファでテレビを観ていることが多い人ですから。

カバーを洗濯して干して乾かすのはそんなに大変ではないんですが、重労働となるのがすべてのカバーを着け直すことです。

ソファはアメリカ製でものすごく大きく、座面はかなり重いし、１つ１つのマットやクッションも特大サイズ。買った時はアメリカのコンドミニアムでよくあるこういうのがどうしても欲しかったんです。ゆったり寝られることが理想で。洗うことを真っ先に考えてなんて選びませんでしたよ(^^;

ソファとオットマンと合わせて座面が４つにクッションが４つ、しかも座面のうち２つは長靴みたいな変形で、ただでさえ大変なカバー装着がさらに大変💦　

主人が出張中の今しましたが、へとへとになりました。

定期的に洗濯してきてはいるものの、毎回カバー装着は大変な重労働になる一方です。それは中のクッション綿とそれを包んでいる布の劣化のせい。ピッタリサイズ過ぎてぎゅうぎゅうに押し込みながら装着するので、もう２０年近くたつ古いソファ、あまり乱暴に扱うと型崩れしてしまいます。最初のころはえいやっ！と全体重をかけて上に乗りつつカバーをぐぐーっと押したりと、無理やり押し込めていたことが年々できなくなりつつあります。しかし、優しく押し込んでいたらいつまでたっても入らない、力加減が難しすぎる(-“-)

なので柔らかいのにパンパンに詰まっている背もたれ部分のクッションは写真でもわかる通り、装着した直後はおかしな形になっております。綿を包んでいるカバーが破れそうで、もし破れたら綿が飛び散って大変とあまり押し込めず、真ん中がポコッとしてしまった。この後座るたび自分の背中で押してならしていくのです。（そんなソファある？(^^;）

２拠点生活でマンションの方のソファをIKEAで選んだ時、いいと思ったものがカバーが外せないことで迷いました。外せて洗えるタイプのものありましたし、郊外の家のソファが定期的に外して洗ってきていましたので。

でも、ゆったりした大きさとデザインで選びたかったので、まぁいいかとその外せないのにしたんですが、正解でした。
２つの家で２つもソファカバーを全部洗濯なんて大変過ぎる(^^;
最初から外せないならそういうものと思って使う、洗うことなど考えない。飲み物など水分あるものをこぼしたら大変なレザーのソファと同じと思って使おう。布製だからレザーとは違うとはわかっているけれど、、、

見ぬもの清し

いや、見えているわけだけどね(^^;　洗えれば「おお！綺麗になった、やっぱり汚れていたのね」とわかるけど、ずっとそのままだったらそういうものだと思って気づかない、つまり見えないということで。モゾモゾずれるから好きではなかったけれどソファの上に広げる布？のようなの、あれの代わりといってはなんですが、薄手だけどものすごく大きなひざ掛けを買ってそれをソファの上に広げています、一応。マンションの方のソファの色はチャコールグレー。こちらのオフホワイトに比べたら全然見え難いでしょう。