Netflixで「クリーピー 偽りの隣人」

すごく苦手で好きではないタイプのサスペンス映画でしたが、最後まで観てしまいました。
こういうのは苦手だ、面白いと思えない、、、と思っても半分も観てしまうと、最後はどうなるのか?ラストで衝撃のどんでん返しとか、面白く終わるのかもしれない?などと気になるし、サスペンスは最後まで観てしまいますね。


人物描写が私にはあまり理解できない。サイコパスの人物の方じゃなくて、周りの普通設定の人たちのほうが理解できなくて(^^; 竹内結子さん演じる奥さん役。なんでそんな行動??と全く理解できなくて。普通の人設定なのに言動が理解できない描写の映画、時々あります。私の個人的な感性ですが。

それと、あまりにも怪しい、怪し過ぎ、どう考えても危なすぎる場所、どうしてどいつもこいつもたった1人で乗り込んで行くんだろうか。途中までで充分過ぎるほどに危険極まりない感じなのに、なんで奥のほうまでのこのこ入っていくんだろうか。それをしないと恐怖映画は先に進まないのはわかりますが、、、そういうところ、現実的に考えてしまってこういう設定も私はダメなんですよね。素直にハラハラしながら観ないといけない場面でいちいち「だからぁ~~!なんで1人で入るの!」なんて違う感想で観てしまう(^^;

本や映画、特に賞を取ったり話題になったりしたものを自分は「なんか全然面白くない」「こういう描写は苦手」と思った時ちょっと気になります。自分の感性って少し変わっている?面白いと思う人のほうが多いのかなぁ?と。

今回観た「クリーピー」は話しの始まりはとても面白そう!と思ったので、同じく「普通の住宅街、普通の人々設定、その中に潜む普通じゃない人」といったストーリー展開のミステリーが好きな妹に「どう思う?」と聞いてみたいところなんですが、断固拒否でしょう。⇔つまらない本や映画をおススメする

Amazon Prime Video 「みんな元気」

こちらはとても面白くて、涙もろくなった私はちょっと泣けました。

ヒューマンドラマのほうだとあまり面白くないと、ミステリーのようなどんでん返しとか最後まで犯人が、、ということがないので途中であっさり観るのを辞めたりできるんですが、サスペンスよりヒューマンで選んだほうがハズレはないんです。(私の好みで選んだ中では)

みんな元気

成人した子供たちが家族の集まりに来ないと知り、妻をなくしたフランク・グード(デ・ニーロ)は各地に住む子供たちに会いに出かける。成功した幸せな暮らしぶりを見るつもりだったフランクだが、不意に訪れた彼が目にしたのは理想とは程遠い現実だった。

Amazon Prime Video

この年代の親にはありがちと思う。
子供を育て上げることが第一、仕事もがんばる、自分のことは後回し、けれどその分子供に過度の期待をかけてしまう。幼い頃から、まるで呪いの言葉のように。悪気もないけれど自覚もない、、、子供のことを思う良い親であることは確かなんだけれど。ああしてやればよかった、良かれと思っていた、子育ての後悔、どこの国も親は同じなのかな~なんて思って観ました。

図書館で借りた本 今野敏「隠蔽操作シリーズ」

このシリーズが好きですので、安定の面白さでした。

今野敏の隠蔽操作シリーズの番外編といえる「審議官」、短編集です。
主人公竜崎の周りの人たち、部下、妻、娘、息子のお話。竜崎も脇で少し出てきます。
今回もとても面白く読みました。まぁ、でもやっぱり竜崎伸也が主人公がもちろん1番ですが。
空気が読めない、何者にも忖度しない男、竜崎伸也の会話はやはり面白い、時に吹き出してしまう。読んでいて楽しいです。

今野敏 隠蔽操作シリーズ