妹が出かけた時に買ったのでと貸してくれたのが東野圭吾さんの「透明な螺旋」

透明な螺旋

単行本で買っているのでめずらしいと思ったら、本を持って出かけるのを忘れ、行きの電車の中で読むものがなくてジリジリしたので帰りの電車の中で読むために出先で買ったんだそうです。別にそんな汽車の旅をするようなところに住んでいるわけでもなく、すぐに帰り着くところなんですけどね。妹はちょっとの間も我慢できないほどの活字中毒です。
でも気持ちはわかります。私も本を忘れて出かけたら大ショックです。
買うからには絶対にどれを選んでも「そこそこ面白い」というのがわかり切っている本を買おうと思って東野圭吾さんのコーナーにまっしぐらだったそうです。
なぜ文庫じゃないかといえば、それは文庫になっている分はすべて読んでいるからw

確かに、東野圭吾さんのミステリーははずれってないと思います。
ものすごく面白いものも多いし、「ものすごく面白い!」以外のものでもそこそこ面白い。

ただ、すごく読み易くてさくさく読めてしまうので出ているものはほぼ読んでいるため、「ものすごく面白い!」と思ったもの以外はほとんどストーリーを忘れてしまっています。

今回の「透明な螺旋」もそこそこ面白かったです。読み易く数時間で一気読み。
読む前「これは福山雅治と阿部寛、どっちのかな~?」と思ったら福山雅治でした。

東野圭吾さんの作品はドラマ化や映画化でガリレオ=福山雅治、加賀恭一郎=阿部寛と私の中ではもうイメージが定着しています。

ガリレオシリーズでも加賀恭一郎シリーズでもどちらも好きですけど、
今作は帯にガリレオの家族の物語とあるように福山雅治(役は湯川学だけどw)の過去が唐突(じゃないのかな?私が途中を読んでないだけ?)に出てきてビックリ。だからこれは忘れないかも?

映画化されて原作を読んだ上に映画も観ると忘れないんですけどね。
でも、人気で評判だったものが映画化されるから当たり前かもしれませんが、映画化されなくてもすごく面白かったのでストーリーを忘れることのないものばかり映画化されてるんですよね。

私が原作、映画両方すごく好きなのはどれも面白い上に泣けるものばかり。
「容疑者Xの献身」
「手紙」
「白夜行」
「麒麟の翼」
「祈りの幕が下りる時」
「人魚の眠る家」

今映画化されているのが「沈黙のパレード」
これは読みました。

・・・けど、覚えていない~~~
妹に「どんな話のだったっけ??」と聞いたら
「全く覚えていない」だって。似たもの姉妹。