ケイト・モートンの「湖畔荘」が良かったので「秘密」と「忘れられた花園」も購入して読みました。

秘密・忘れられた花園

どちらも「湖畔荘」と同じく、過去と現在が交錯し、何人かの視点で語られていく形式です。
3作とも形式はまったく同じですが、その形式が飽きるということはなく、むしろだからこそ面白いです。
謎解きのミステリー要素としてもすごく良くできているうえに、過去と現在が交錯する時を超えたストーリー展開で、その都度視点が各時代の人物に切り替わりますが、祖父母、両親、現代の主人公、と家族のつながりでの切り替わりなので混乱することなく楽しめます。
(関係ない人物で時と場所があっちゃこっちゃへ飛ぶ海外ものだと混乱することも多いですが・・)

若い日々、混乱の時代、挫折、思い出、祖父母の時代、両親の時代、自分の子ども時代、家族の秘密、知らない過去、遠い過去だけど、歴史というほどに遠くはない、遠いようで近い祖父母の時代、切ないけれど温かい、そんなストーリーがなんとも良くて悲しくても読後感は良いです。

今の私はこういう話が好きみたいです。

過去と現在が交錯する話だから、主人公がいつも年寄りなのもいいのかなぁ?親近感わいて(笑)

サスペンスやミステリー小説は大好きでどんなジャンルでも、猟奇殺人系なども平気で読んできましたが、今はケイト・モートンの過去と現在を行き来する遥かな時を超えた謎解き物語にはまりました。

こういうお話が好みだと思われる方、すごくおススメです。