先週、娘のウェディングフォトの撮影を見学してきました。
主人と私、それに私の妹と母、合計4人で見学だけでなく参加もしてきました。
昔の私や妹の結婚式の時も、写真は2人だけ、親兄弟と、親族一同、などなどたくさん撮っていましたけれど、どれもこれもかしこまったものばかり。今のウェディングフォトはそういうのとは全く違う撮影でした。
2人だけのちょっとかしこまったショットももちろん撮りますが、そういうのはほんの数枚で、あとはすべて2人の自然なショットばかり、背景やセットを変え、スタジオも移動して撮っていきました。
自然な、といっても実は自然ではなく、カメラマンさんに指示された通りのポーズ。顔の向き、目線、首を少しかしげて、手はどの位置、足は右はどこそこ、左は少しこうして、、、などと実に細かい指示が出て、アシスタントさんに細かく直されながら2人が向き合ったり見つめ合ったり、顔を寄せあったり、後ろから肩を抱いたり、手を取ったり、、、いやすごいのなんの。かしこまった写真しか撮ったことのないシニア4人は感心しきりで楽しく見学しました。
花嫁1人だけ、花婿1人だけのショットもたくさん撮るんでびっくり。
2人とも立ったり座ったり、セットの階段上ったりといろんなポーズを取らされていましたが、我が娘、お婿さんが1人でつま先の向きから指先まで細かく指示されてポーズ取るたび肩を震わして笑っていたんです。最後のほうなんて隠しもせず笑ってました、、、酷いよね(^^; お婿さんは娘が1人でポーズを取っているとき実に嬉しそうにニコニコと見守ってくれていたのに。
後から「笑っちゃって酷いじゃない」と言ったら「いやいや、ママだってパパがあれやったら絶対大笑いするでしょ!」と言われました。主人に置き換えて想像したら、想像しただけで心の中で爆笑しました。今のジイサンの主人で想像したらもちろん爆笑ものなんですが、若い時で想像しても笑えますよ、自分の夫で想像したら(笑)でも、たいていの男性はいきなり目線まで流した決めポーズなんて無理なんじゃ、、、(^^; 元アイドルだったとかじゃないと。 元アイドルだった夫なんてレアだと思いますケド(^^;
男性にはちと辛いものがあるかもね(笑)
結婚式もそうだと思いますが、写真となるとさらにドレス姿の女性のほうが主役という感じですから、世の男性はみなさんお嫁さんのために一生懸命付き合って協力してくれているんでしょうね。本人的には照れが入っていたかもしれませんが、終わった後にデータで全部見せてもらったら、すかしてるなんてぜ~~んぜん思わない、とても自然体でした。さすがプロですね、カメラマンさんすごいです。
最後は私と主人も一緒にとか、娘とそれぞれ2人でとか、妹や母も娘夫婦と一緒にそれぞれ撮ってもらいましたが、普通に並んで撮ったのは1ショットだけ。あとは全部ハグしたり顔を寄せ合ってにっこり、じゃなくてかな~り大笑いしたりとか、ものすごく自然体で。カメラマンさんに言われたときは「え⁈私たちもそういうのやるの(^^;」と思いましたが、なんとかがんばりました。主人も見たことのないような笑顔で、90歳になろうかという母も、みんながんばって撮り終えました(笑)
娘は洋装がスタジオ、和装をこのあと日本庭園のロケで撮りますが、ロケだと庭園のほか、港とか街中とかオフィス街などでのロケもあるんだそうです。「オフィス街で⁈」と驚いたんですが、娘がオフィス街でのロケで撮影した友達の写真を見せてくれたんですが、夕暮れのオフィス街での写真は想像していたのと違って素敵でした。今の結婚写真ってすごいなぁ~、、、私の時代とはえらい違いです。
なかなかお天気に恵まれない中での桜の開花となった今年。
家の近所の桜並木や公園、学校などで充分お花見気分を味わえて楽しめましたが、今年は満開の桜を撮っても空模様が今一つなことが多くて青空との対比が美しい写真が少ないです。
それでも夜はライトアップした満開の枝垂桜など、例年と同じ光景を楽しめました。