ブックオフに売るためダンボールに1箱分送っていた分の査定金額がメールされてきていました。60サイズのダンボール1箱分で2,500円ほどでした。いつもだいたい2,000円前後でしょうか。送った本のほとんどがブックオフで買ったもので、ブックオフのシールがついたまま送っています。きれいにして送ろうと無理に剥がして逆に汚くなってしまったことがあるので(^^;
手元においておきたいと思い残してある本はたくさんありますが、この先これらの本の中でもう1回読む本ってどのくらいあるのか?読まないまま終わる本の方が多いんじゃないかと思います。
読みたいと思う本は常にあるので、昔読んだ本を「もう1回読もう!」と、新しい本を差し置いて時間をさいて何度も読んだのって有吉佐和子さんと宮尾登美子さんの本くらいでしょうか。
週末母の家に妹と行った時、こまめに図書館に通ってはたくさんの本を読んでいる妹が、最近本を読むスピードがめっきり遅くなってきた、ジム通いや家事の後で落ち着いた時に本を読もうとするとすぐ眠くなってなかなか進まないと言っていました。それ、私にもそのまま言えることです。妹は図書館の本だと返却期限も気になるから最近ではブックオフのお買い得コーナーの中から買って自分のペースで読んで、読み終わったらすぐ売るやり方のほうが気が楽になってきたと言っていました。それも私もです。私の場合は数年前からです。
昔よりペースが落ちたとはいえ、妹が図書館から借りてせっせと読んだ中から「これはとても面白い」と思ったものだけ教えてもらって私も借りて読んだりしていますが、それは母も同じでせっせとメモしては図書館のHPで予約を入れて借りています。
その母の姿を見て、そして母の家のリビングの本棚に大量にある昔の本を見て、「この先この大量の昔の本の中で母が再読することになるのは何冊くらいだろうか?」と考えてしまいました。
母は90歳に手が届こうという年齢の今でも新しい今の本をせっせと読んでいるではないの。私も妹も今現在進行形で夢中になっているシリーズ本も母が買ってきたものです。早く新刊出ないかと心待ちにしていますよ(私と妹もですが)※読みだしたら止まらない
家にあるあの大量の昔の本、絶対読まない本のほうが多いでしょ、もしかしたら1冊とて読まないんじゃないかなと、人のことだと思うんですよね。
母の家には亡くなった父の部屋のも合わせて大量の本がありますが、昔の印刷で今手にとるとものすごく読み難いんです。
字も細かくフォントというのか、文字そのものがとても読み難い。
昔の本を手にとると今の本の読み易さに驚きます。ますます「これは絶対読まないだろうな」と思え、たくさんの本棚に占拠されているスペースを片づけてスッキリさせて暮したらどうかなと思ってしまう。父が亡くなったあと、実家の本の片付けは妹と一緒に1度やっているんです。その時も母に悪いかなと思うほどにたくさん処分したつもりだったんですが、当時よりかなり高齢となった母1人暮らしの家ではまだまだまだ、どうにも大過ぎです。
と、人のことだと簡単にそう思ったあと、自分にも言えるなぁ~とつくづく思いました。
結局その時その時読みたい本はあるし、昔より読む速度も集中力も落ちているし。読み終わって「面白かった!これはまた読みたいと思うかもだから残しておこう」としている本、母の家に比べたらうーんと少ないとはいえ、私の「家の中をスッキリさせたい」という基準ではまだまだ甘い、たくさんあります。もし、もう1回読みたいと思ったらその時図書館で借りるか古本屋でも本屋でも電子でも買うなり何らかの形で読めばいいかなと思い始めました。
同い年なのに主人は私みたいに「紙の本」にこだわっておらず、電子書籍でガンガン読んでいます。嵩張らない、何百冊何千冊だってこの中に入って持ち運べて便利と言っていて、それは確かにそうなんですが、、、「あれ?この人誰だっけ?」「どこでそんなこと言っていたっけ?」みたいにパラパラっとページを戻って確認とか、そういうのがとてもやり難いと思うのって私が何か使い方が下手過ぎるから?主人は全然そんなことないと言うし、、、
苦手でも電子書籍というものがある今、読む時は紙の本でもそれらを「もしかしてまた読むかも」の気持ちからとっておくことはないかなと、もう少し整理することにしました。
ここ5日間ほど、妹おすすめの60話以上もあるアニメを一気観していて余計その気持ちが強くなりました。面白くて夢中、その間本は1冊も読みませんでした。本以外にも楽しめるエンターテインメントが今の時代は多過ぎる。